表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

そしてアクターである。

作者: 空音色

「行くとこがないのか? お前」


雨に打たれ、街中をさまよい、まさに行く所がなかったあの日。

オレと同じように傘を持たないこの男と、N.C.CITYで出会った。


「俺についてきな。その気があるなら、な」



*****



その男との出会いがきっかけで、今に至るのだが、


『お兄ちゃーん。後方からターゲットが接近中だからねー。具体的に言うと』

「七時の方角だろ。わかってる」

『あたし達も後で応援に行きます。もう少しだけ持ちこたえられますか?』

「ああ。やってみる」

『もしかしたらキミコとオダのどっちかが早いかもしれないからね、それまで頑張ってちょーだい』

「了解」


まさかこんな事するなんて思いもしなかった。

時代は超高度文明成長期。昔は人類の憧れだったらしい空飛ぶ車やバイク等の乗り物は当たり前の現代。

乗用物のみならず、幻想的魔術を使えたり、非科学的念力を操れる事も、日常茶飯事の時代。

それに伴い、過去と比べ明らかに増えたのが、


「待ちやがれ―――!!!」


犯罪だ。

オレは今、N.C.CITY上空、バイクに乗って逃走中。

ええ、オレ、今、空を飛んでいるんです。バイクで。この二輪車は飛行可能だが、ぶっちゃけ仕組みはわからない。詳しくねぇから。

簡単に説明すれば、車道で走っているように、現在オレは上空で地上平行で走らせているワケだ。これを乗りこなすのに三ヶ月かかった。

で、今なんでオレが空を走っているのかといいますと、


「待ちやがれドロボー!!」


どっちがドロボーだよ、ヲイ。

今回の任務は、PM1:00、中心街にある銀行で強盗が発生。警察の迅速な対応があったにも関わらず、強盗団が一枚上手だったのか、あっさりと大金を盗られ逃げられた。

その為、オレ達に指令が下り、今この状況。

もうちょっと具体的に言うと、オレが先に強盗団に追い付き、大金を取り返し、単独では対抗不可と判断し逃げている。カッコ悪いだろ、オレ。

向こうはどっかで奪った空陸両用バイク八台。こっちは座長が自ら造り上げたまだまだ未知数のバイク。

オレの武器だったら返り討ちに出来るけど、そうしたら死者が出るからなぁ……加減は苦手なオレである。


『トクさん。こちらオダです』

「おっ。来たか」


ゴーグル型の通信機を装着しているオレ、非常勤でバイクに乗る時も愛用しているものだ。

耳に入ってきたのは、後輩の控えめな声だ。


『今、トクさんの左前方にて待機中です。そろそろ見えてくるかと…』

「確認したぞ」

『それでしたら……私、強盗団をおびき寄せる為囮及びバイク撃墜に参ります。トクさんも出来るならば是非』

「いいのか? お前、そんな物騒なのでバイクだけ狙えるのか?」

『その時はごめんなさい、ごめんなさい……』


会話しながら徐々に見えてきた人影。昔あった簡素な乗り物キックボード型の空陸用乗用盤、キックホバーボードに乗る……というより立って空中にいた。

白と黒で統一されたゴシックなワンピースを着ており、長い黒髪をなびかせ、丁度いい具合に顔が隠されている……予想しなくても、今のあいつの表情は文字で言う『哀』だと思う。


『…んなさい、ごめんなさい…』

「もう謝らなくていいから、思い切りやってこい」

『…了解です…!!』


通信機のマイクに力強く命じた。耳から入ったは、さっきまで弱々しく謝罪し続けたのとは真逆の、自信溢れた返答。

丁度真横に彼女が。瞬間その影はオレの後方へ動いた。

オレもあいつに加勢しなきゃ……地上で言うドリフトをしながら、オレはバイクを後方へ向かせ、宙に留まった。

そしてはじめに見た光景は、


「うわああああ―――――――――――――!!!!!!!」


三台のバイクが、横一閃綺麗に切り裂かれ、爆発。乗っていた強盗団の三人がその爆発で吹っ飛ばされ、地上に落ちる……かと思ったが、


(あっ。あれは…)


落下する奴らの身体を、地上から舞い上がってきたシャボン状の泡に包まれ、ゆっくり空中に漂っていた。

あれは、オレ達の仲間の1人の行動により、犯人を確保した事を意味する。

って事ぁそろそろあいつも来るか……だが、


「あいつに構わずあの男を!!」

「おうっ!!」


オダの攻撃を回避、そして無視をし、無事だった五台のバイクがこちらに向かってきた。

あいつが来る前にこいつらが来るのかよ……オレは拒絶する。

今の時代、昔のように荷物を袋に入れてそれを背負う……なんて事はない。昔の人は本当に不便だったんだな…。

ベルトにさげてある次元空間操作機に手をかざした。すると、オレの目の前に、オレが望んだ物が姿を現す。


「悪いけど」


と、肉声で言われた。通信機越しの声ではない。瞬間、


「なっ…!?」


五台全部にシャボンが勢いよく飛んできて、個々を包んだ。強盗団のバイクの勢いは、泡が和らげ止めてやったのだ。

オレがせっかく出した一本の長い機械仕掛けの棒がなんともむなしい……だがオレはそれを手にとった。

そして、シャボンが飛んできた方向……地上を見下ろした。


「キミコ……お前なぁ…」

「あったりまえじゃん。トクガワさんのはおっきな機械相手じゃなきゃ災厄だよサ・イ・ヤ・ク」


オダとは対象的に、ウェーブがかった長い金髪を揺らし、スノーボード型の浮遊盤に足をつけて浮上してきたのは、各両手に戦隊モノを好む子供が欲しそうな不格好な拳銃を握る女。

派手な色合いのボーイッシュな服装、そして目上に対し言葉の礼儀を知らない女。

最初にとさっき、人達を確保したのも、このキミコが撃ち込んだ弾によるものだ。


「だ…大丈夫でしたか? トクさん、キミさん」

「オダちゃんお疲れー。さっきのバイク狙いはナイスだったよ。ただ取り返すもの取り返しただけしかしなかった人と違って」

「す、すみません。ありがとうございます」


キックホバーボードのハンドルをしっかり握り、こちらに寄ってきたのはオダ。キミコ、明らかオレと態度が違くねか?

これで一件落着。シャボンで確保した強盗団と、奪い返した大金を警察に届けなきゃいけないのだが、


「はいはーい。皆さんお疲れ様ー!」

「え?」


何やら大きな声が、頭上高くから小さく聞こえた。

見上げれば、空飛ぶ車らしき影一台……まさか、


『トクさん、キミコさん、チエミちゃん、いつものアレ、やりますんで覚悟して下さいね…』

「いやいやいや! アン! いいからヒロムをやめさせ」

『もう遅いです』


必死の訴えは、通信機越しの彼女の声で無意味であると知る。瞬間、


「うわあああああ!!!!」

「いやぁあああ!!」

「きゃああああああ!!!」


車から放たれたは、捕獲網。編み目は細ぇのに範囲はデカい…シャボンで身動きを封じた連中のみならず、味方のオレ達三人も、乗用物ごと捕らえるのであった。もちろん、逃亡させぬよう網内の面接を縮める。

案の定、あの車は大漁の船のごとく網を引きずり、警察の元へ向かうワケだ。

…頼むから網の中で窮屈な思いしているオレ達の立場考えてくれよ。ヒロム…。



*****



「よう、お帰りー」

「お帰りー、じゃねぇよ全く!!」


ヒロムとアンが、警察へ強盗団の身柄と、奪還した大金を引き渡した。ところがどっこい、何故かオレ達は網の中のまま、事務所に帰還。

事務所、っつっても、気まぐれ運営する喫茶店兼バーなんだけどな。

カウンター席、テーブル席あり、壁紙や天井の色合い、店内を照らす電気の明かりも程よく、落ち着ける空間。

だが、


「何をそんなに怒ってんの?」

「いい加減ヒロムのあのロケラン改良しろっつってんのにいつになったらあの投網式捕獲は終わるんだ!? えぇっ!?」


落ち着けねぇなぁ。今のオレは。カウンター内にいる店主でありオレ達のリーダーであるこの男はすっとぼげてやがる。


「いいじゃんお兄ちゃん。結果オーライだし」

「えっとねぇ…ヒロム? お前も一度はやられてみればミヤギに頼みたくなるぞ。改良を」


簡単かつ都合良い表現をするならば、キャピキャピ声。それは左隣から発せられた。ヒロムだ。

ショートヘアでメガネをかけた女、童顔故に幼く見えるが、オレも認めるないすばでぃな身体の持ち主である。

そんなこいつが先程、ロケットランチャーで投網を発射したワケである。のんきにタバコなんか吹かすな、オレも吸いたいよ。


「いや、わたしもミヤギさんにやられた事あるから、威力は知ってるよ。毎回改良する度にわたしが実験体だもん」

「えぇぇっ…!?」

「そーそー、ヒロムの方が一番苦労人だよねー。それに比べて今日は奪還しかしなかったトクガワさんときたら…」


いつの間にヒロムの左隣に座っていたんだお前は。キミコ。

しかもヒロムと、ねー、ってかぁいく同意し合ってんじゃないぞヲイ。しかも知らなかったぞ、使用者が実験体だとは。


「まぁまぁトクさん……どんなに主張しても通じない事っていっぱいありますから」

「アンちゃんの言う通りですよ、トクさん」


と、後ろから声が。そこは窓際のテーブル席。オダとアンが向かい合わせに座って……そのケーキと紅茶はいつから用意したんだお前らは。

オダは仕事が終わってリラックスしている。緊張から解放されれば、普段はあんな不安げな顔をする事はないゴシックガール、オダチエミ。

今時のJPN.共和国では珍しい着物姿。その上から釣り合わない某缶コーヒーのロゴが背中に描かれたジャンパーを着ている、ちょいとふくよかなアン。こいつは基本、ヒロムの飛行車に乗って共に任務を遂行している。長い髪は後ろで縛っており、位置的には女侍を思わせる。


「そーそー、俺の前にはどんな要望も通じないぞ。それなりに理由がないとな」

「へー…? じゃあ先日、オレのバイクがあまりにも燃費が悪いから直して欲しい、って言ってんのに、それは正当な理由にならないのかよ。毎回ガソスタ行くの面倒なんだけど」


そして今、正面を向けばそこにいる男……ミヤギ。最近染めたばっかりだという逆立つ茶髪、黒縁メガネのおかげで知的なイケメンなイメージが強まるが、騙されないぞ。

こいつはオレ達部下をからかったり遊んだりして楽しみやがるから質が悪い。一応メンバーのリーダー的司令官な男で実力は確かだが、どーしても好きになれない。

かと言って憎む部分も特にない……ってなると、なんだかんだオレはこいつを尊敬しているワケだが。


「予算を燃料に回すと改良に必要な費用がなくなるからそこはなんとかしてくれ」


しれっと冷たく、そして面白げに言い放ったミヤギ。こいつマジでムカつく。

今度こそブチギレるかもと思った矢先、不意にカウンターテーブルに、つまりオレの目の前に灰皿を置いた。


「まぁまぁ……任務は完遂したから、これは俺からのご褒美な。さっさと座れ」

「あー。ミヤギさんわたしも一本下さいよー」


オレに差し出された一本、彼の持つタバコの箱から飛び出ている。取れ、という意か。

これにはもう怒る気も失せる。やっぱりいい奴なんだよな。って認めてしまえば……オレ、もう飼い慣らされてる?

ずるーい、とヒロムが非難。だがミヤギはだーめ、と拒絶。

オレはそのタバコを抜きつつ、カウンター席に座るのであった。



*****



『アクター』……直訳すれば『役者』。オレ達は、ミヤギが率いるアクターの集まり、って事だ。

かと言ってオレ達は劇団員じゃない。じゃあなんで『アクター』って名前が付くのか。


「行くとこがないのか? お前」


あの日、オレは一人だった。自分が雨に打たれて街をさまよっている事を自覚した途端、オレはどうしてここにいるのか、家族はどこにいるのか、オレの住む場所はどこなのか……と、自分自身の情報以外をキレイさっぱり失っていたワケだ。

トクガワ ヤスユキ。男。三十路になったばかり。タバコは吸う。……あとは覚えていない。

そんな時に、ミヤギケンに会ったワケだ。


「俺についてきな。その気があるなら、な」


こいつも傘を差さず、N.C.CITYの人通り少ない路地裏に座り込んでいたオレにそう声をかけたワケだ。

その気はなかったが、ここに居続けるワケにもいかないから、オレはついてった。って言えば、やっぱりついていく意志はあったんだよな、あの時。


「お前、この世界が『シナリオ』で成り立っている、って言う言葉の意味、わかるか?」


オレに背を向けたまま、ミヤギはそう言った。

今にして思えば、あの言葉は、オレがアクターか否かを確認する為の問いだったんだ。そう……何故かオレは知っていたんだ。

この世界は、『演出家』が望み描いている『舞台』である、と。演出家が思い描く『シナリオ』は、シナリオ通りにはいかない…。シナリオ通りに演じる為に、つまり、そういう世界を導く為に動くのが、『アクター』……役者達なんだ、と。


「俺はアクターを集め、舞台をシナリオ通りに動かす役目がある。ここまで話はわかるか?」

「……ああ」


演出家が何者なのかは知らない。だが、こんなに大きな世界を考えるのだから、神に等しい存在なのかもしれない。

アクターが演出家の願い通りに、舞台に物語を展開させれば、シナリオがめちゃくちゃになる事はない。

だが、


「例えば……このN.Central.CITYの平和維持が演出家のシナリオだとする。この舞台に平和が保たれなくなった場合……わかるか?」

「ああ」


この役者、舞台では、演出家のシナリオは通らない。物語の強制終了となる。

つまり……今ここに存在し、現在進行形ですすんでいるこの世界が終わる事を意味する。


「俺はお前を、舞台で演じる役者に仕立てあげる。お前はシナリオを進行する為に動けばいい。お前の望むものは、与えてやる。それがなければ持ってきてやるからよ」

「……じゃあ、タバコ。くれ」

「早速かよ」


オレは、ミヤギの下に訪れた。アクター故に。



*****



とはいうものの、普段通りの生活は出来るワケだ。ミヤギの経営する喫茶店で住み込み労働。ミヤギに指令が下った場合、オレ達アクターがそれを遂行する。

大半の命令が、先程の犯行阻止。救出救援活動。もちろん平和維持の為にドンパチだってする。

オレよりも以前にミヤギのアクターはいたが、今は時の流れ上、指令を遂行出来るアクターはオレ含め五人。


「アンちゃん。そのケーキは美味しい?」

「うん。甘さ控えめ、食べやすいよ」


キクチアン。経歴はオレより長い。だが年下だ。最近二十歳になったばかり。実はオダと同い年。

普段は漫画家として活躍してるんだと。結構売れてるらしく、本人は別になんとも思ってないようだが。好きなもの描けるならばそれがいい、って精神故に。


「お兄ちゃん、そのタバコ、どう?」

「どうって……いつも通りだけど」


ミナサカヒロム。オレの後に入った奴。二十歳代後半前だと聞いたが、今では年齢を聞く勇気がない。そして何故オレを『お兄ちゃん』と慕うのかも、今更わからなかったりする。

そして芸能界入りしている人間、女優でもある……アクトレスが『アクター』やってるなんてシャレになんねぇよ。


「ミヤギさーん。うちにもアンちゃんとオダちゃんの食べてるケーキくれますか?」

「どっち食うんだ?」

「どっちも」

「をい」


オカモトキミコ。新しく入ってきた奴だ。アンとオダより年齢は上だが、年上のヒロムとは特に親しい仲である。

そんな彼女も芸能界の人間……アニメ声優、番組ナレーションと声の仕事をしている。今まで聞き慣れた声がまさか、こんなオレには礼儀がなってねぇ奴がやってたなんて思いもしなかった。


「おいオダ、お前のケーキをキミコに……ってもう全部食ったのかよお前」

「あう!? あ…キミコさん…ごめんなさい、ごめんなさい…」

「大丈夫だよチエミちゃん…」


オダチエミ。キミコよりは早くにアクターではあったが、病に倒れ、しばらく任務に出れなかった時期が。その為、キミコとは経歴の長さは一緒だ。

おどおどする彼女、実は若くしてベストセラー作家。今も尚こいつの書いた小説は話題となっている。

現在、ミヤギの『劇団』のメンバーはこいつらだ。その名称を初めて聞いた時、もちろんミヤギにその名の由来を聞いたが、役者が集まれば劇団だろ?、が答えだった。

じゃああんたは座長かよ、と問い返したら、ああ、って笑って答えた。まんざらでもないようだ、そう呼ばれるのは。でもそう呼んでるのはオレだけ。


「まぁ…いっか。今日は俺のおごりだ。なんでも頼め!」

「じゃあわたしビール!!」

「アルコールは除くけどな」

「ミヤギさんひどーい」

「ってかミヤギさんの店で食べれるの小腹を満たすくらいのしかないじゃないですか?」


ヒロム自重しろ、まだお昼。あとキミコ、そこは突っ込んじゃだめだ。せめてミヤギがおごってくれるのは奇跡だと指摘しろよ。


「あ、アンちゃん…ケーキ食べちゃったけど、また頼んでいいのかな…?」

「食べてもいいのよ……なにもあたしに聞かなくても食べれるよ」

「じゃあ頼んでみる…」

「あたしも」


オダはすっかり落ち込みモードだ。頑張れよ、任務中じゃないんだから。アンも優しい奴だよな。

そんなこんなで、喫茶店『みやけん』はお昼時なのにCLOSEの札がさげられている。店内はアクターの飲み会で賑わうのであった…。



*****



その後も、オレ達の日常生活と、アクターとしての使命がある。これはその一部に過ぎない。

まだまだ語る話はあるが……今回はここまで。

オレ達はN.C.CITYの住人。そしてアクターである。



【to be continued...】


いや、とぅーびーこんてぃにゅーとか言うけど、




続 か な い 。 ←




はじめまして。おはようございます。こんにちは。こんばんは。空音色です。

『そしてアクターである。』をご愛読頂き誠にありがとうございます。

ここから先は後書きと書いて『反省会』と読みます。顔文字記号の羅列盛り沢山ww

当作品誕生裏話をちょいちょい語りますので、あんまり面白くないと思われます。お付き合い頂ける方のみスクロールして下さいませm(_ _)m






おk?






これ、ある意味三次創作です。何故なら登場人物は皆、私と関わりある方々をモデルにして書いちゃいましたw←



今回は短編という形で執筆致しましたが、書いている内に話の展開が無駄に広がったワケでございます。実は連載小説です。妄想の暴走って怖いわね。←

でもさすがに三つも連載を抱えられないので、自己満足作品で幕をおろしましたがw だったら他の連載を書けって話になりますすみませんでしたorz



一応計画としては、あと二人のキャラクターが登場する事になっております。もちろん実在人物をモデルに。

男性キャラが二人なんですよ。ただでさえ女性陣が多いから、トクガワとミヤギの肩身が狭くならんよう考えたけど、私もう限界orz

許してwwww←←←




妙な専門用語が出ていますが、これも私に関わりのあるものです。あそこまで露骨比喩表現しちゃったら作者が何をしているのかバレてしまいますww だから言いませんww←

わからない方に改めて用語説明(いらない)




アクター

→トクガワ達の事。直訳で『役者』。

→街の平和(シナリオ)進行を守る秘密自警団的な存在


舞台

→街の事を指す


シナリオ

→演出家が思い描く物語

→演出家のシナリオは、街の平和を描いている、とミヤギ曰く


演出家

→舞台を築いたと謡われる存在

→神に等しい存在…?


劇団

→アクターの集団をこう呼ぶ

→もちろん、アクターは単独(フリー)であったり、ミヤギのように仲間を引き連れるパターンもある


座長

→アクター集団のリーダーの通称

→トクガワの造語なので、アクターの間ではこのような単語が飛び交う事はない(笑)




もういいでしょうww私のリアル生活バレバレですよww


でも当作品だけでは、まだ物語の全体を把握しきれないのは確か。不明な点や繋がりをまだまだ明かしてないですから。個々の武器や持ち物だって。

連載するつもりはなく、もしかしたら第二弾を気まぐれで書くかもしれません。もちろん短編で。

どんな物語なのかは、皆様のご想像にお任せします。





寄り道はこれくらいにして、そろそろ長編ファンタジーに取りかかりたいと思います。

下らない妄想暴走独走にお付き合い頂き本当にありがとうございましたm(_ _)m


そして関係者皆様、誠に申し訳ございませんでしたorz


当作品は、実在人物をモデルに執筆しましたが、案の定フィクションでございますので、ご了承願います。もちろん、実在人物様への誹謗中傷ではございませんので、なにとぞご理解を願います。

もちろん、ご意見がございましたら快くお聞き致します。お気軽にご連絡下さいませ。





それでは、本当にありがとうございました!

失礼いたしますっ!

【空音色】


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ