完
思いつきを推敲しないとなるとベタが続きすぎて書けたものではありません。
なのであらすじだけ。
ガスィマか陸へ逃げた悪餓鬼が鬼に捕まってるところを助けます。
そして友情が生まれる…かというと、そんな訳なくないですか。命の恩の上、初めて会った時から武力というある意味で幼児的な上下関係まであるとなっては、元々自然な友情にありつけそうもない悪餓鬼の心にそんな美しいものが芽吹くはずがない。それでめでたしめでたしなんて話を終えるためだけの作者の怠慢が変換された嘘だし、嘘を作品に持ち込みけがすくらいなら最初からその人は創作をする意味が全くないと言えます。その人が求めているものは本質的に創作行為そのものでは決して手に入らない。別の手段をとった方がその人にとってよかった。俗化と表裏一体の不合理が、そこにはあります。
閑話休題(言ってみる)、彼らの通る蟠りを解消する道筋に、差別解消と絡めた話が作れそうですよね。
あとなんでオニが省略されてるのか、ジジイの適当や嘘で終わりで全然いいんですけど、なんでオニの本質が感得される展開みたいな高尚さはこの企画に求めてないんですけど、何かおもいついたら込めようと、自動筆記に祈ってみていました。
あと企画サンプルのテーマ例3つも統合される予定でした。徹頭徹尾「作者」が関わらない話。適当に書こう、という心には有り難い助け舟でした。
いわゆるエタる話だったということで。
忘れましょう。