粗筋
「今日の晩御飯は豚の角煮よ〜」
「やったねグランマ!明日はホームランだ!」
〜〜30マイル南〜〜
ズゴゴゴゴゴゴ(海が割れる音)
陸酔いしてる水兵「あァ!?あれあなんだっぺ!?、うっぷ!!」
ウォロロロロ!!ボヘッ!ンングェエエ!!
〜〜30マイル北〜〜
「????」
「わわ、なんの音だろ。」
そのときぼくはまだ知らなかったんだ。まさかアーがウー(すること)(/になる)なんて。
じゃがいもの入ったスープはしずかにゆれている
「ガスィマじゃ…」
「グランパ!いたの?」
///
「旅に出ねばならん」
「はい、釣り竿よ」
「わしからはまさかりを」
「両手ふさがっちゃった」
\グツグツグツグツグツグツグツグツグツグツ/
「やだお味噌汁の豆腐がとろっけちゃってるわネ」
「この鍋を背負っていけ!」
バケツをひっくり返したようなスープが痛ましく床に落ちる
「グランパ!?お味噌汁が!!?」
「千秒ルールじゃ!!」
「土間だよ!」
「実は3ミリ浮いとる。そういう力がある」
「グランパ…!お鍋ありがとう」
アクを取るように手際良くおたまで味噌汁が回収されてお椀に収まっていく。
「配膳パワー大統領…フっ」
///
ぼくはわれた海の上をあるきながら考えた。
ガスィマってなんだ…
頭がいたくなってきていた。
ひっくり返すと…マィスガ?第99代内閣総理大臣をどれだけ信頼してる場所なんだ…?いや、逆さまだしぜんぜん不信なのか…??なんの関係もないかもしれないし…
上の空で歩く「ぼく」の目にはいつの間にかなにかが見えていた。田園の十字路であれば交通事故を起こすような油断をして彼方の影がけっこう近づいてみえることには
カメが虐待をうけている
自分の同じ体格のひとがふたり、自分より小さいのがひとり。相対主義と少年法を傘に着る無垢さが残虐なことをしている。どこで覚えたか暴力を爽快なものとして最上の嗜好に置いているタイプだ。
カメの甲羅をサッカーボールに見立てて、靴と甲羅のどちらが先に壊れるかのサドンデスを開催している。
ドムッ
今度ははっきりと見えた。しなるような独特な軌道で足の甲がうなり、蹴りを叩き込んだ甲羅の表面で停まる。
「オラッ……へへへ、ウミガメのスープにしてやるからなあ?」
「もう…やめてください…リクガメなんです…」
「ここに〈淡水〉はないだろうが!!!水平思考クイズか!!?」
「なーこんな遊びやめねー?」
「(え…!)」
「そうそう、はやく殺してくおう、どうせこわれないよどっちも」
(「え…!」)
釣り竿が届く距離だった。
「なんでそんなことをしているの?気持ちよくないこと、やめなよ」
世界の外から届いたような四つ目の声に「なんでそ」まで聞こえたあたりで驚愕してばっと目を向けた三人は露骨に大きい明らかな凶器にもういちど驚愕して息を漏らしたり呑んだりしたあと、おまけに装備されている長物に威圧されながら諌められていることに思い至り、少し、震えた。
「あ!…ああ…うん、わかった」
「斧…」
「(こいつやば)」
(続)
お楽しみ頂けましたでしょうか。このプログラムは、(概ね)自動筆記がお送りしました。(♪ジドウヒッキー