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定期配信1回目 3

 battle royalのタッグマッチは、2人1組が50組の100人マッチになっていて、ソロモードよりも混戦になりやすく、フィールドも広くなっている。


 『武器は何使うのかな、詩音』


 『ん?双剣1択』


 『もしかして、パリィする感じ?』


 『パリィねぇ……俺そこまで技術持ってないんだよね』


 『えぇ?』


 『でも、音楽に触れて生きてきて音には敏感だから、意外となんとかなるんじゃね?って思ってはいる』


 『面白いこと言うね!』


 『そういうルナだって使うの槍だろ?』


 『ボクはねぇ……目を鍛えてるから、なんとかなるんだよねぇ』


 『目を鍛え……る?』


 『そうそう、動体視力を鍛えてるから《《視える》》んだよね!弾が、さ?』


 『それはもう鍛えるって次元で治らない気がするけど?』


 『そうかな?』


 他愛もない、って言いたいけど明らかに普通の人間には難しい話をしつつ、装備を整えていく。

 幸い俺達の周りに敵はいないみたいで特に苦もなく装備を揃えて、敵を求めて移動を始める。


 『タッグマッチってランクの偏りがすごいから全然プロと被ることもあるんだよねぇ』


 『え、マジ?』


 『んん?詩音はタッグマッチやんないの?』


 『え?だって、一緒にやってくれる相手もいなかったし』


 『あっ……』


 おっと、不用意な発言で気まずい空気が流れてしまう。

 ただ、これはボッチだからっていうネガティブな理由じゃなくて、単純にやる頻度が少なくてソロで満足してたっていうのが本音。

 だけど、ルナはなんか俺のことをすごく気遣うかのような対応をし始めた。


 『ま、まぁこれからはボクもいるし他にも仲間はたくさんいるから、ね!!大丈夫だよ!!』


 『いや、別にぼっちじゃないからな!?』


 『ハハっ、大丈夫大丈夫!』


 『絶対勘違いしてるだろ!?』


 そんな掛け合いをしている最中だった。いきなりルナの雰囲気が変わる。


 『前に敵の気配があるよ……まだこっちには気づいてないみたいだけど』


 『よく気づいたな』


 『視界に少し映ったからね!んー、あれは多分2チームがやり合ってるねぇ』


 『そんなとこまでわかるんだ』


 俺がルナに感心しつつ程なくして表示されたキルログを見ると、そこには見覚えのある名前が出ていた。


ruri_todo


 『えっ、俺の推しなんだけど』


 ただ、俺と同様にルナも驚いているようだった。


TM_crescent


 『レントがRevoluteやってんの久々に見るんだけど……これは面白くなってきたよ、詩音!』


 『お、おう!!』


 どうやら面白いことになってきてるみたいだ。

読んでいただきありがとうございます!


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