報告とゲーム
初配信の翌日、新しく俺に付いてくれることになったマネージャーさんに昨日できなかった報告とか諸々を済ませた俺は、涼太の家にやってきていた。
『はい!!ってあれ、蓮?どしたどした』
「いや、昨日のこととか報告したいなって思ってさ」
『それでわざわざ来てくれたのか!ありがと!今開けるからちょっと待ってて』
全然慣れることのない涼太のマンションのエントランスが開き、俺は部屋へと向かう。
「お疲れ!蓮!!」
「めーっちゃ緊張したぁ」
「だろうなぁ。俺も見ててめっちゃドキドキしてたもんな。まぁ、実際やってる蓮が1番ドキドキしてたと思うけどさ?」
「それはそう。でも、涼太がめっちゃかっこいいデザインを作り出してくれたからこそこれだけ見てもらえたんだ。本当ありがとう」
「いいんだよ!むしろ俺の方こそ最初に手がけさせてもらえたのが蓮で、雨宮詩音でよかった」
「涼太にそう言ってもらえて俺も嬉しいよ」
「おう!これからも色々描いてくからなんでも頼ってくれよな!!そういや、今日から夜配信してくんだっけ?」
「ん?そうだな!今日はゲーム配信しようと思ってんだ!」
「お!いいじゃん!何すんの?」
「え?んーっと、今日はFPSの『Revolute』やろっかなって」
Revoluteとは、FPS界隈では1番有名であり盛り上がっているゲームであり、そのプレイヤー数は全世界で5億人を超え、多数のプロがいる。
そんなゲームを今日はやろうと思っていた。
俺がそう告げると涼太はなぜかニコニコとし始めたけど、気にはしないことにする。
「何時からやるの?」
「え、なんで?」
「いや、今日の配信も見たいしさ?そもそも俺、蓮がゲームしてるところも見たことないから絵師としても友達としても楽しみだなって思ってさ」
「なるほどね?俺はとりあえず20時からやってそうと思うから」
「おっけ!!楽しみにしとく!!」
「おう!!……また色々あったら俺も相談するしスタプロのスタッフから依頼がくるとかもあるかもしれんけどよろしくな!!」
「こちらこそよろしく!!」
色々な報告もできて満足した俺は家に戻って配信のためにゲームを開いた。
時々やってはいるけど、Revoluteは得意ではないので、少しでも慣らしておこうということで始める。
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