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デビュー前のあれこれ

 『スターライトプロダクションから、新たなVtuberが誕生!!物語の主人公に憧れる歌が大好きな大学生!7月1日のデビュー配信をお楽しみに!!』


 6月上旬、ついにSpica先生がキャラデザを完成させてくれたことにより、俺のデビュー日が7月1日に決まり、公式からの告知が出てくれた。

 いよいよ俺がVtuberとしてデビューする時が来た。俺の最初の目標は登録者10万人と、何よりも始めようとしたきっかけである東堂瑠璃さんに俺のことを認知してもらってコラボすることだ。

 まぁ、とことん自分の欲に忠実なわけだけど、逆に考えてほしい。欲のためならめっちゃ頑張るってことは、みんなに色んなコンテンツをお届けできる!ってことだ!!


 ただ、デザインが良すぎることと最大手からのデビューってことでふっつうに緊張もしてる。


 そして6月下旬、俺は涼太と一緒にスタプロのビル……ではなくスタプロのスタジオに呼ばれていた。


 「よく来たね、蓮くん。それとお隣は……Spica先生かな?」


 「はい!イラストを担当させていただきました、Spicaこと星宮涼太です!もしかして、貴女が天羽零社長ですか?」


 「おっ?よく知ってるね、私のこと。私なんて表に出ることもほとんどないというのに」


 「いやいや、Vtuberを深く知る人間からしたら貴女のことを知らないわけがないですよ?」


 「そう言ってもらえるならこの業界を盛り上げられているということだろうね」


 俺そっちのけで盛り上がる2人。あれ、今日のメインって俺じゃないの?そんな俺のポカンとした表情に気付いたのか天羽社長が話を戻してくれた。


 「さぁ、本題に入ろう。今日2人を呼んだのは蓮くんの、雨宮詩音としての配信のためのLive2Dが完成したので確認してもらいたいと思ったんだ」


 「なるほど!そういうことだったんですか!!」


 「それは、俺も見ていいんですか?」


 「ん?イラストを作り上げたSpica先生も見てもらわなければ意味がないだろう?」


 そう言うと共に目の前のモニターに涼太が作り上げた俺のデザインが浮かび上がり……動き始めた。


 「おおおお!!!?な、滑らかだ!」


 俺の月並みな反応とは違い、涼太はプロならではの反応を見せる。


 「こ、これは最初からVer.3.0使ってます?」


 「何それ?」


 「ん?スターライトプロダクションのVtuberさんって、まぁLive2Dから始まるんだけど、それにもバージョンがあってさ?最初期の方は1.0から始まって最近デビューした方達は2.0スタートで3.0が現状最新スペックなんだけどさ?今映し出されてる雨宮詩音のLive2Dは3.0なんだよね。それってめっちゃ異例なことなんだよ」


 「な、なるほど?」


 丁寧な説明をしてくれたおかげで凄さが理解はできたけどなんで俺に使ってくれたのかが理解できてない。そこを説明してくれたのは社長だった。


 「そう、それだけ私達が蓮くんの活躍に期待しているということだよ。ちなみに、あらかじめ作らせていただいた雨宮詩音のQtubeチャンネルは既に登録者数が5万人を超えてるんだ」


 「「え!?」」


 「これはうちの中でも1、2を争う初動の速さだ。ここから先は君の活動次第ではあるが、君のことだ。なんとでも増やしていけるだろう。そのための私たちの最大限のサポートが、3.0からのスタート、ということだ」


 まさかの事実を今知ったけれど、それだけ期待してもらえていることにもはやプレッシャーよりも楽しみな気持ちしかない。


 その後は配信のための諸々の説明を受けたり、機材等をもらったりし、俺と涼太は2人して意気揚々とスタジオを後にした。



 そして、いよいよ時は7月1日。俺の初配信が始まろうとしていた。

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