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第十話:東京特許許可きょきゅ……あ、噛んじゃった

更新遅れてすみません…

これからは日曜日に更新することが多くなると思いますが温かい目で見守ってください。

申し訳ないです

「はぁ……。まったく、本題に入る前の前座で二時間も費やすことになるとは思いもしませんでしたわ。

これでは本題に何時間費やすことになってしまうのか些か不安ですわ。」


銀髪美少女は眉を歪めながら人工衛星の軌道計算式を見せられたような顔をして、溜め息をついてから今までの空気を吐き捨てるかのように再び口を開いた。


「お話は夕食を食べ終えてからにしましょうか。」


そういうと銀髪美少女は両手をパンパンと音が鳴るように叩いた。


それを僕と流華姉はその行為に頭をかしげながら次のアクションを待ってみる。


……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………


――……えっと、何?

もしかして、僕がアクションするべきなのか?


なんて考えていると銀髪美少女はドレス(ワンピース?)のポケットから薄っぺらいI podのような液晶ボードを取り出してそれに話しかけ出した。


「もしもし、私ですわ。夕食の支度はどうなってますの?

……え、もう少しかかる?どうして準備していなかったですか!?

……まぁ確かに仲嶋 流時がいつ目覚めるか分からなかないことですが、でもそこを何とかするのが鳳凰院のメイドとしてのクォリティーを問われるのでしょうが!!

……まぁ、今貴女に怒鳴り散らかしても仕方のないことですので一刻も早く夕食の手筈を整えておくように。

それと貴女は今からゲストルームⅣに来なさい。

はぁ?嫌だ?なに寝ぼけたこと言ってますの!いいから来なさい!

何?これからメイちゃん○執事を見たいからテメェーが来い、って一体どの口がそんな偉そうなことを言うのかしら!

この口?そんなこと聞いていません!!

それに貴女はメイドでしょうが!

現実とドラマは違う?

そんなこと百も承知ですわ。

第一普通一人の人間に与えられる口は一つです!

一つでさえそんなにうるさいのに二つや三つに増えたなら私は貴女の相手をする自身がありませんわ…。

使用人の一人や二人使いこなせなくて鳳凰院の令嬢が務まるのか、ハハハ?

私が問題なのではなくてあなたが問題なのです!!

貴女以外の執事やメイドはきちんとお勤めを全うしてくれています!!

それなのに貴女ときたらお父様やお母様の衣服はちゃんと洗濯するのに私のモノだけ懇切丁寧に皴だけ増やして返してきたり、部屋の前に下着を並べたり…

どうしてそのような小学生レベルのイタズラをするのですか!!

………はぁ、貴女と話していると頭が痛くなってきました。

もう電話を切ってもいいか、ですって?

切るのは構いませんがゲストルームⅣに来なさいよ。

はぁ?この期に及んでまだメイちゃんの○執事を見たいなどとどの口が抜かすのですか!!

この口が?そのネタはもう済んだのだから四の五の言わずに来なさい!!いや?あな…」


もうしばらく時間がかかりそうなので放っておくことにした。


ちなみに僕たちが夕食を口にするのはそれからさらに経ってからだったりする。


――最近のお嬢様って色々と放送コードにひっかかりそうなこと平気で言うんだなぁ。

て言うかこの銀髪美少女の名前なんだっけ?


なんて考えてみたりしていたわけです、はい。


そして顔に出ていたらしく銀髪美少女に睨みつけられました。←えっと、報告。


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