第一章20 夜中の軽食はオニオングラタンスープ。運命の出会いは突然に!上
―夜の自室―
俺は先のことについて考えた。
6歳までに奴隷を買うことは決定した。
沢山稼いだので奴隷も俺は早めに買う話になった。
奴隷は一人大金貨3枚おおよそ300万でかえるらしい。
人の命を300万で買って衣食住を保証するならこんなもんなのだろうか?
結構稼いだから奴隷の数は少なめでいいかもしれないが…もっとレシピを売って稼がなければ…。
レシピが今在庫が7個あるし同じ値段で買い取ってもらえるなら結構いい値段になるだろう。
合わせて140万ぐらいにはなるだろう。
結構もうかるし近いうちに売りに行こう。
護衛の奴隷より俺は手伝いの奴隷のが欲しい。
鑑定すればいいだけの話だ。
スキルが今回本当にいいスキルでよかった。
さて…おなかすいたしとりあえず夜食でも作ろうかな…まだ地球の22時ぐらいだが…もうみんな寝ている。
冒険者はまだ飲み歩いてる時間のようだけど。
―厨房―
夜の厨房は静まり返っているので静かにご飯を作ろうと思う。
オニオングラタンスープなんてどうだろうか?
材料はそろっているしいい感じだろう。
玉ねぎを素早く薄切りにする。
明日の朝に父さんや母さんに味を見てもらうために多めに作ろう。
フライパンで玉ねぎ4個分をバターで炒める。
あめ色になったら夕飯のスープだけの残りを小鍋に移しておいたものに玉ねぎを入れる。
チーズを沢山削っておく。
パンをきっておく。
皿5個にスープをたくさん入れてパンを浸す。
チーズを振りかけて火魔法であぶる。
スープは塩コショウで味を調えたしいい感じだろう。
アイテムボックスに人数分しまうと自分の分だけ出したまま外に出る。
何だか外で食べたい気分だ。
店の前は人がいそうだから家の裏にしよう。
家の裏の庭先に腰かける。
いい風がふいてる。
座ってスープを飲もうとしていると茂みから音が聞こえた。
―ガサガサ―
モンスターか?
しまった護衛がいないときに…。
スープを置き魔法を打てるように構えていると何かが茂みからでてきて口をふさいだ。
「し…騒がないでくれ…いい匂いがしてきてしまっただけなんだ。」
少年のような声だがすごくいい声だ。
背は俺と変わらないようだが手は細く見える…。
とりあえず頷いとこう。
「よし…しかしお前からもいい匂いがするな…。あ、静かにならしゃべってもいいぞ。」
手を外されて安心して振り向くとそこにイケメンがいました。
細いけどすごいイケメン…えなにこの子。
凄い好みドストライクなんですけど…。
見とれていると少年が口を開く。
「なぁ腹減ってんだけどこれ食ってもいいか?」
「…どうぞ。冷めてはないと思いますがそれでよければ。」
「いいのか?食うぞ…うめ。なんだこれすごいうまいぞ。」
「それはよかったです。」
この子はどんな子なんだろ?
イケメンのステータスって気になるよね…。
こっそり鑑定しちゃおう。
―鑑定―
ジェイマ 人間族♂ スラム街の住人
12歳
レベル1
生命力200/200
体力300/300
魔力300/300
知力200/200
精神力300/300
魔法
風魔法レベル1、水魔法レベル1
スキル
絵描き レベル1(見たものが少しうまく描ける)
建築 レベル1(小さな部屋を作れる)
アイテムボックス小(時間停止付き)
結構いいバランスだ。
ただたぶん栄養が足りなくて生命力や体力は低いけど魔力も高い。
俺は魔力が低いから使って魔力上げていきたくて簡単な魔法は使ってる。
大魔法が使えないのが凄い悔しいけど。
ハイスペックイケメンているんだね。
というか絵描きと建築って店持つうえですごい必要すぎる…。
何かの縁だしこのイケメン手放したくないぞ…。
がつがつ食べながら笑顔になる彼をみて二皿めも差し出すと食べていた。
「もっと食べますか?」
「食いたいけど…弟や妹が待ってるから…」
「ご両親はいないんですか?」
「ああ…半年前に母親がなくなって、父親は冒険者で母がなくなる3年前に亡くなったんだ。」
「すみません嫌なこと聞いてしまって。」
「いやいいんだ…そろそろ帰らないとならない。」
「…その…よかったらなんですが俺に雇われてくれませんか?」
「雇う?見た感じ俺より年下じゃないか…冗談だよな?」
「いえこうみえて俺結構稼いでるので…俺の仕事の手伝いをしてほしいんです。」
「……信じて大丈夫なのか?どうして俺を雇いたいんだ?」
「正直に言いますと顔がドタイプです!後は君の能力に興味があります。」
「…お前俺の体目当てか?」
「違いますよ!顔はすごい好きですけど…それにこんな運命的な出会いしたじゃないですか。」
「運命的な…まぁたしかにな。ぷ…顔がすきなんて初めていわれたぞ。つか能力って…。」
「すみません俺のスキルで見させてもらいました…このスキルは内緒でお願いします。」
「…わかった。まぁお前面白いししかたないな。その代わりしっかり雇えよ?」
「もちろんです。今日はよかったら俺の部屋に泊まりませんか?」
「いいのか?親になんかいわれないか?」
「そこは説得しますから今日はよかったら」
「なら…妹や弟も連れてくる。」
「もう遅いですし俺もついていきます。」
「…ありがとうな。」




