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三つのテーマシリーズ

守護者と英雄と絆の物語

作者: 仲仁へび
掲載日:2022/03/10




 その彼は、世界を守る守護者だった。


 世界の外からやってきた者がいれば、剣をとって戦う。


 そんな存在だった。


 人々からの信頼は厚く、多くの力と善意を得て活動していた。


 しかし、そんな存在に魔の手が忍び寄る。


 人々を天井から見守る存在、神。


 その神達の一人が、悪の心を持った。


 とある神ライフストーンが、人々を滅ぼそうとしていた。


 守護者はそれに立ち向かうが、人と神の身ではどうしようもなかった。


 力及ばず、命を落としてしまう。


 しかし、彼がかせいだ時間は決して無駄ではなかった。


 神々が力を合わせて、ライフストーンを封印したからだ。


 そして、長い時が流れる。

 






 それから数百年後の時代。


 その時代に、ライフストーンの封印がほころび始めていた。


 悪しき神が残した破壊の爪痕が、ほとんど癒えた頃合いだった。


 ライフストーンは一人の孤独な王に目をつけて、その心に語り掛けた。


 様々な陰謀で命を狙われた王は、心を病んでいた。


 絶対の味方を欲しいと思っていた。


 そんな王の心に付け込んだライフストーン。


 王は、たやすく術中にはまった。


 そして、そそのかされて悪の行動を繰り返し、最終的にライフストーンの封印を壊してしまうのだった。


 その行いのせいで、再び世の中に、悪の神が解き放たれてしまう惨事に発展した。


 用済みになった王は、ライフストーンにたやすく殺害されてしまい、その後、国は数日で滅びた。






 脅威が再びその世界に出現した頃、人々は新たな英雄に剣を託していた。


 それはかつての守護者の、その子孫であった。


 英雄は人々から与えられた剣を手にして立ち上がる。


 長い間封印されていた影響で、その悪神ライフストーンが自由に活動できなかったのが幸い。


 時間的な猶予は幸いにも長かった。


 英雄は、仲間をあつめ、力をつけて、神の前にたちふさがった。


 そして、他の神達と力を合わせて、今度は完全にライフストーンを討伐したのだった。


 その道のりは決して長くはなく、英雄になった者が子供から老人へ変貌するまでの時間がかかった。


 しかし、英雄は一人ではなかった。


 様々な物達が、その背中をささえ、時に前に立ち導き、傷を癒した。


 先人の守護者が残した技と知識。


 神々が施した祝福も力になった。


 だから、英雄はかつ事ができたのだ。


 それは、一人でいたライフストーンには理解できないもの。


 人々と神、多くの味方と紡いだ絆があってこその勝利だった。



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