ナナ、USJに行く(6)
ナナたちのホテルは、USJから徒歩2分の所にある。ナナと田中先生は、ホテルに戻り。ナナを鈴の部屋に連れて行くと、スイートルームの部屋に思わず見とれしまい。
「院長、凄いですね、この部屋」
「ナナ、寝ちゃってる!?」
田中先生は、ツインベッドにキャリーバッグを置き、開けると、ナナは起きていた。
「先輩、このベッド、すごいよ!!?」
ナナは、ベッドの上で飛び跳ねている。この2日間は、姉妹で初めて一緒の部屋で寝る。
しばらくして、田中先生は、この部屋を出ると自分の部屋に戻って行った。
ナナは、このホテルの窓からUSJを一望できる夜景を見ていると、突然妙なことを言いだした。
「ねぇ、お姉ちゃん、お姉ちゃんは、結婚しないの?」
「何、急にそんなことを聞くの?」
「別に、とくに意味はないけど、聞いてみただけ」
「じゃ、ナナはどうなの?」
「私!? まだいいかな、だって仕事楽しいし」
「……」
「まさか、私の子供が生まれて、喋るとか、考えてないよね?」
「それいいかもね、って、冗談よ」
「はぁ!? それ、面白くないんですけど? だったら、角野教授は?」
「はぁ!? それこそ、面白くないんですけど?」
「確かに、でも、角野教授っていい人だよね、何考えいるかわからないところがあるけど」
「確かに……ところとで、教授と何かあったの?」
ナナは、USJでの出来事を話し、角野教授からの伝言を忘れていた。
その伝言内容は、明日、角野教授が大阪を案内するということ。2人は、角野教授の御好意を無にする訳にもいかず、明日も角野教授と一緒に過ごすことに。そして、角野教授は、2人分のUSJのお土産を買っていた。




