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猫の動物カウンセラー  作者: K・Sメッセ
ナナ、USJに行く
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ナナ、USJに行く(5)

 ナナは、1つ目の魔法、浮遊させる魔法の呪文を唱え、一発で赤い玉を浮遊させ。角野教授は、まるで本物のスタッフのように対応していることに、この人いったい何者なのと思い、でも、大学の教授なんだよねと思い。

 角野教授は、オープン当時からここをよく知っている。ここでは、ちょっとした有名人ようで。


 ナナは、角野教授の案内でちょっと楽しくなっていた。しかし、前足で人間のように魔法の杖は握れない。

 すると、角野教授は、ナナ用に小さな魔法の杖を用意していた。それも前足に持てるように工夫してある。ナナは、思わず喜んでしまい、角野教授の罠にはまっているような、そんなことは思わない。

 ナナは、魔法の杖を持ち、1番やりたかった火を起こす魔法の場所に行き。ちょっと緊張しながら魔法の杖を持ち、火を起こす魔法の呪文を唱え、一発でエントツから炎を出ると、飛び上がって喜んでいた。その光景をナナの後ろで見守る角野教授は、拳を握りしめ小さくガッポーズをし、そのあとナナとハイタッチをし。このあと、残りの魔法の唱える場所を全て回り、ナナはこんなに楽しい想いをしたのは初めてだと思い、いつのまにか角野教授に感謝していた。


 ハリー・ポッターエリアを堪能したナナは、角野教授に改めてUSJ案内をお願いすると。角野教授は、思わず目頭を熱くさせ、拳を握りしめ小さくガッポーズをし、そのあとナナとハイタッチをしていた。この光景を見ていた鈴は、いったいナナにどんな心境の変化があったのか、あとで聞くことにして、そろそろ昼時間だと思い。3人は集合場所のレストランに向かった。


 3人は、レストランに着くと、もうすでにみんな席に座り、自由に食事を楽しんでいる。この社員旅行は自由行動になっていた。貸し切りの開放感でみんないい笑顔をしている。鈴は、思わずみんなに調子に乗るなよ、と言いそうになるくらいだった。


 鈴と角野教授もテーブル着き。ナナは、テーブルの下にあるお皿を見て驚いた。あのミニオンのキャラクターのお皿に、おいそうなごちそうがのっている。これは、角野教授が特別に用意した猫缶。ナナは、この心遣いに感謝し、美味しそうに食べ。3人は、昼食が終わると、残り時間の貸し切り時間を楽しんだ。


 午前3時になると、一般のお客様が入り。あっという間、そんな感じの貸し切り時間の5時間が過ぎ。鈴は一足早くホテルに向かい。ここから先の時間も他の従業員たちは、自由行動だが、明後日の午前8時までには、ホテルのロビーに集まることになっている。但し、早川副院長に必ずLIENで何かしらの報告を2回すること。


 ナナは、キャリーバッグ入り。田中先生は、伊達メガネとマスクをつけ。キャリーバッグを待ち、角野教授のあとをついて行き。関係者以外立ち入り禁止の建物に入り、会議室のような部屋に入ると。テーブルの上には、名札のついたキャリーバッグが5つ置かれている。

 ここで、約束したカウセリングが行われる。角野教授は、田中先生のバッグからノートパソコンと小型プリンタを取り出し、テーブルに置きセットし、部屋の外で監視を始めた。


 猫は全部で5匹。1匹が終わるごとに診断書を発行し、猫と一緒に診断書もキャリーバッグの中に入れる。1時間以内で終わる予定。

 カウセリングが始まり、5人分の飼い主像が明らかになり。結果的には、飼い主からストレスが原因だった。しかし、みんな飼い主を慕っていた。


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