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猫の動物カウンセラー  作者: K・Sメッセ
ナナ、テレビに出る!?
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ナナ、テレビに出る!?(1)

 2日後、午前6時を過ぎ。ナナはいつものように朝起きると、鈴の父親と一緒にソファーに座り、ニュースを見ていると。ペットに関する取材風景が流れたあと、動物型人相学が凄いと放送され、あれは特殊能力だと話題になっていた。

 最近、動物型人相学が評判となり、鈴のところにテレビ局から取材が殺到していた。しかし、取材は全て断り、これは想定内のことで特に問題にしていなかった。ところが、どうしても取材がしたいと、ある番組のスタッフが鈴のことをいろいろと調べ、角野教授の教え子だとわかり、角野教授から鈴に取材に応じるように説得をお願いした。

 すると、一旦は断ったが、大学の学長から頼むと言われ、頭まで下げられ、断りきれなくなり。鈴にこのことを話すはめになった角野教授は、鈴に会いに行った。


 角野教授は、2年ぶりに院長室に入り。私は、またこの人に睨まれるのかと思い、こっちの方が生きた心地がしない。

 鈴は、突然の角野教授の訪問に嫌な予感しかしない。ナナのことを相談しない方がよかったのか。

「教授、今日はなんのようですか?」

 2人は、対面してソファーに座っている。

「実は、どうしても断りきれなかった。私なりに考え、この方法ならなんとかしのげるはず」

 鈴の嫌な予感は的中し。角野教授は、取材のことを話し。そして、その対策方法を話し、深々と頭を下げた。


 鈴は、またしても角野教授に深々と頭を下げられ。確かに、この方法なら取材を受けてもなんとかしのげる。ナナのことはバレずにすむ。あの2人には、申し訳ないがお願いするしかない。教授は、取材は今回限りだとテレビ局側には言ってあし、仕方ないね。

 鈴は、学長とテレビ局側に取材は今回限りだと念を押すように、角野教授にお願いした。そして、ナナと田中先生を院長室に呼び。2人は、角野教授を見て嫌な予感しかしない。しかし、ナナは、案外おもしろい人なのかもと思っていた。

 2人は、ソファーに座り、鈴から取材の話を聞き、角野教授に深々と頭を下げられ。仕方なく、今回限りと言うことで取材を受けることに。


 取材場所はテレビ局のスタジオで録画され、ニュースで10分ほど放送される。取材の収録日は3日後になった。 


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