ナナの休日(2)
お昼の時間になり、タマとナナは、ダイニングテーブルの近くで、角野教授からいただいた超高級猫缶を2人仲良く、ではないようで。なんで私の猫缶をタマにと言っていた。
昼食が終わる頃に、早川副院長が相変わらず、鈴の家にお昼を食べに来ると。ナナは、あの話を話し、私たちって、お似合いじゃないよねと言うと。いや、案外とお似合かもねと言い、タマのこと嫌いなのと質問され。
「別に、嫌いじゃないけど、そんなこと考えたことないし……急にそんなことを言われても」
「確かに、周りが騒いでもね……私も結婚したいな?」
「えっ!? そういう人いる?」
「いないわよ、いたらすぐ結婚ね、って冗談よ、こればかりわかんないから」
「案外と近くにいたりして?」
「いないいない、とくにうちの病院にはね」
「それって、失礼じゃないの?」
「確かに……」
早川副院長は、思わず笑ってしまい、ナナもつられて笑っていた。
長谷川は、鈴たちと夕食を一緒に食べることになり、それまで時間がある。大学の講義でわからないことを鈴に質問していた。
そんな中、ナナは自分の部屋、床の間に行き。太陽の日差しが窓に当たり始め、日向ぼっこを始めると。そこへ、タマが勝手に入って来た、猫だから仕方ない。
「この部屋は、入ったことがない部屋だな? ちょっと寒くないか?」
「ちょっと、勝手に入って来ないでよね!?」
「そこは、暖かそうだな?」
「あなたね!? 人の話を聞いてる?」
「おまえ猫じゃなかったのか? 人なのか?」
「……」
「俺の勝ちだな、心配するな、縄張りを荒らすつもりはない、友達だろう?」
「……確かに、そうだけど……」
結局、ナナはタマを日向ぼっこの仲間に入れた。タマが入院したあの日、なんで友達と言ったのか、ナナはふと考えていた。
このあと、ナナはタマにパソコンを教えていた。主人がパソコンを使っているのを見ていて興味があったようで。しかし、すぐに飽きてしまい、よくこんなものができるなと言っていた。




