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猫の動物カウンセラー  作者: K・Sメッセ
鈴たち、犯人を捕まえる
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鈴たち、犯人を捕まえる(1)

 タマが言っていた、金髪の男。長谷川の近所にある公園前のコンビニで働いていると思われる。ただ、確信がない。

 そこで、そのコンビニに行き、金髪の男が働いているか確認し、スマホで写真を撮り。その男に間違いがないか、タマに確認してもらう必要がある。そこで初めて犯人が確定する。では、犯人確定後、ナナはこのあとどうするつもりなのか。ナナには作戦がある。

 鈴のスマホには、約2000人の名刺が登録されている。そして、鈴には30人のファンクラブたちがいる。いわば30枚の切り札を持っていることになる。普通、切り札は1枚だが。その中でもうってつけの切り札、警視庁の刑事、福山一久、福山警部がいる。福山警部は、柔道3段、剣道3段、合気道に護身術、かなりの有名人。もちろん独身。


 ただ、ここで問題が発生する。このことをどうやって福山警部に話すつもりなのか。タマが放火を目撃したとでも言うのか、それはできない、ナナの存在がバレる。犯人の顔には、タマの猫のパンチの傷跡が残っているはず。

 ナナは、切り札が使えないと思っていると、動物型人相学を使うという手もある。


 あとでわかったことがある。この日の朝、長谷川の父親は、玄関先に置いていた新聞紙の束をごみ置き場に持って行く時間がないと、急いで会社に向かい、そのまま放置していた。2人は、それを知らなかった。玄関先に燃える物はこれ1つしかない。


 放火の疑い、タマへ暴行、この犯人が、公園前のコンビニ店員なのか。とりあえず、明日、鈴1人で確かめに行くことになった。

 鈴は、公園前のコンビニを使ったことがない。スマホで写真を撮るチャンスはある。他のみんなは、無茶な真似はしないでと言っていた。


 会議の結果、犯人が確定したら、その時に考えるということになり。今日は、長谷川はここに泊まり。残りの3人は、入院室を後にした。


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