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猫の動物カウンセラー  作者: K・Sメッセ
カウンセリング初日
34/81

カウンセリング初日(1)

 今更だが、カウセリングなら頭文字は当然、Cになる。よってCルームになるはずが、念には念ということで、Kルーム、K事務室にしてある。


 翌朝、午前8時50分。いつものように田中先生はナナを迎えに行き、人目につかぬようにナナはキャリーバッグに入り。田中先生とナナは、木村動物病院の裏手の関係者以外は使用禁止の出入り口から入り、2階へ行き。K事務室の引き戸を開けて中に入り。ここでナナはキャリーバッグから出ると。田中先生は、エアコンの暖房を入れ、こたつのスイッチを入れ、白衣に着替えるために女子更衣室へと向かった。


 外気温は12度、風が冷たく感じ。ナナはこたつの中に潜り込み、ちょこんと顔出し、こたつが温まってくると、室内の壁時計を見て、あと3分したらエアコンの暖房がちょうどいい具合になると思い、こたつで丸くなっていた。

 すると、田中先生が白衣を着て、K事務室に入って来た。

「ナナ、もしかして寝てなかった?」

「ちゃんと起きてます……! でも、毎回こんなやりとりをするの? 私、猫なんですけど? そこは大目にみて欲しいんですけど……」

「そうね。でも、ここは動物病院、それを忘れないでよね。あと5分したら、ミーティング始めるわよ。今日は大事な初日なんだからね、わかってる!? 出だしでこけるわけにはいかないの」

「それ、昨日も言ってたけど、わかってるって、心配ご無用です。では、おやすみなさい。こたつ最高ね」


 田中先生は、ナナの緊張感のなさにちょっとあきれていたが、やはり猫なのか、でも話しているとどうしても人間に見えてしまう。ここでは、ナナファーストを守らないといけない。でも、私ってちょっと甘いかな、そんなことを思い。机に向かい、パソコンの電源を入れた。


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