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猫の動物カウンセラー  作者: K・Sメッセ
動物カウンセリングの開設
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動物カウンセリングの開設(6)

 動きだしたカウセリングの開設。世界初、猫がカウンセラーになり、動物たちの悩みを聞く。

 人間と動物たちが普通に会話できれば、人間と動物との意思疎通ができる。ただ、人間でさえ会話できるのに、なかなかわかり合えないこともある。なかなか難しい人間関係なのに、動物と会話できたとしても。もしかしたら、案外と動物とだったらうまくいくかもしれない。

 猫が人間の悩みを聞く、なんてこともあり得る。いろんな話を聞き、悩みを解決し、前に進む、なんてこともあり得る。

 

 田中先生の抜けた穴は大きいが、カウセリングは今後にために非常に役に立つ。従業員たちみんなで協力し、カウセリングを盛り上げる形となった。しかし、田中先生の力を借り場合もある。要は臨機応変に対応すること。

 会議室では、ホワイトボードの前に立つ田中先生は、お行儀がちょっと悪いが会議室の長机の上にちょこんと座るナナに、動物病院で働くとはどういうことなのか、動物病院の知識とここのルールの続きを教えていた。

 猫の1日は人間の3~4日といわれているだけあってなのか、ナナの覚えるのがやたら速く、その吸収力と記憶力が凄まじく、10日で覚えるところを2日で覚えてしまった。

 ナナの誕生日から3日経ち、10月13日。あと1ヶ月後には、カウセリングが開設さる。


 患者の診察、治療、手術に飼い主の付添い・立ち合いがなければ、ナナは田中先生のあとをついて回り、どんな診察を受け、どんな治療や手術をするのか、その目で実性に見ることができ。動物たちの気持ち寄り添い、不安を取り除くことができると思っていた。しかし、それができない現状だからこそ、カウセリングにより一層力を入れて臨もうとしている。

 そこで、来たるカウセリング開設まで、田中先生をカウセリングの練習台にしたり。時には、従業員も練習台になり、鈴や早川副院長までも練習台になっていた。しかし、これではまるで人間をカウセリングしているようにもみえ。思わず、本当に悩みを聞いてもらいそうになっていた従業員もいた。別に悩みを聞いてもらってもおかしくはない、やはりどこか抵抗があるのか、今更だが外見は猫、中身はナナだが。鈴は、妹のナナに弱みは見せない。田中先生は、どうなんだろうか。


 ナナの気合の入れようは凄まじく。パソコンに向かい、カウセリング、カウンセラーに関係する本を読みあさっていた。


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