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猫の動物カウンセラー  作者: K・Sメッセ
動物カウンセリングの開設
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動物カウンセリングの開設(5)

 翌日、午前9時40分。木村動物病院の会議室では、早川副院長とナナと田中先生3人でカウセリングシステム開発をどうするのか、打ち合わせが始まっていた。

 動物病院のシステム開発は、とあるシステム会社に委託している。今回のカウセリングシステムは委託が難しいので、電気関係のことに詳しい早川副院長は、自己流でソフト開発の経験もアリ、委託せずに自社開発をすることになり。カウセリングシステムは、今の総合医療システムに連動する形をとり、データ共有することなった。

 これで、動物たちの悩みや考えの統計がとれれば、ナナがいなくても、と言うわけではないが、今後の飼い主と動物たちと接し方に大いに役立つはず。

 ナナとしては、もしかしたらこれが私の天職になるかもしれないと感じ、ここで骨を埋める覚悟をしていた。ナナなり恩義の返し方かもしれない。


 ここに来院する動物たちは皆患者。当然患者しかカウセリングを受けることができない。元気な動物たちでも悩みを抱えて生きている。悩みがあっても声に出すことができない、言いたいことがあっても言えない。だから、この声を聞きたい。これを言い出したら切りがない、限度もある。その前にどうやってここに来院させるのか。

 そこで、鈴の言っていた、「家で飼っている動物たちが、飼い主様のことをどう思っているのか。知りたくはありませんか?」、と問いかけたら、飼い主たちはどう思うのか。

 知りたいと思う人もいれば、そうでない人もいる。もし嫌われていたらどうしょうと思い、怖くてその答えを聞けない人もいるはず。

 この問いを投げかけて、いったいどれくらいの飼い主たちがその答えを知りたがるか。

 とりあえず動いて見ることにして。患者を優先とし、予約制という形をとることにして、日頃聞けない動物たちの悩みを聞き、それを解決して行き、多くの動物たちの声を聞き、今後に役立て行くことにした。


 一応、打ち合わせが終わり、これでカウセリングシステムの開発ができる。優先は患者、通常業務を行い、早川副院長はカウセリングシステムの開発を始めた。

 そんな中、猫や犬を飼っている従業員たちは、うちの猫や犬たちも愚痴っているのか、私のことをどう思っているか、気になっている様子だった。しかし、中にはその答えを聞きたくない人もいたりして、いざ自分のこととなると、そういうことらしい。


 鈴の言っていた、「家で飼っている動物たちが、飼い主様のことをどう思っているのか。知りたくはありませんか?」

 このあとに、「猫や犬たちの奇妙に行動。なぜ、あんなの行動をとるのか。その訳を知りたくありませんか?」、を新たに付け加えた。


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