人物紹介
・エリザベート・クロイツフェルン
主人公の姉。
多分今はどこかの世界で遊んでいる。彼女の象徴的な動物はカササギフエカラス。赤い目が特徴で、エリザベートも赤い目をしているためえらく気に入っている。彼女の服の下には何でも入る巨大な空間がとある魔法で仕込まれていて、その中に『フギン』『ムニン』と名付けられたカササギフエガラスを飼っている。フギン・ムニンは飼い主が死ぬまで生き続ける特殊すぎるカラスであり、エリザベートが無限に生き続けるため事実上の不死のカラスである。
一応並行世界の運営者。未来を見る千里眼を持っていて、それはその世界のどの年代の、どの場所の、どんな人の未来も見ることができるが、詳しいことは彼女本人が見たいと思わなければ分からない。
彼女が無意識に見るのは世界の趨勢、おおよその未来のみ。それ以外は並行世界の管理に必要ないからである。彼女の仕事はその世界が滅ぶか否かを最初で見て、本来の行くべき未来へと辿らせる事である。
その世界にとって修正不可能なイレギュラーが発生した場合、彼女がそのイレギュラーを排除する役割を持っている。なお、特殊な仕事であるがゆえに死ぬことは許されない。
そのため、エリザベートからは『死』という概念が取り除かれている。彼女がもし外的要因で殺されたとしても彼女の死体はいつの間にかカラスへとなり替わっている。彼女を殺し、殺しつくしても、もしできるなら無限回殺しても彼女は死なない。いや、殺した側が殺したと勝手に思い込んでいるだけで、エリザベートは殺されてなどいないというのが実情である。なぜなら、エリザベートに死ぬという概念が存在しないためである。なお、精神的死も迎えるはずもなく、永遠と生き続ける。現在の御年は3億2450万歳。某光の超人かな?
・カタリナ・クロイツフェルン
この物語の一人目の主人公。前述のエリザベートとは姉妹であり当初は一緒に行動していたが、自然とべつの世界で行動していた。彼女の代表的な動物はハチドリであり、彼女の服も同様に巨大な空間がとある魔法で仕込まれていて、その中にハチドリ数羽を飼っている。なお、そのハチドリも飼い主が死ぬまで生き続ける特殊すぎるハチドリであり、カタリナが無限に生き続けるため事実上の不死のハチドリと化している。
平行世界の観測、運営者。現在と未来に起きている事象すべてを把握できる。また、世界の運営に必要な世界の趨勢のみを把握する(世界の運営に必要なため)
彼女もエリザベート同様その世界にとって修正不可能なイレギュラーが発生した場合、彼女がそのイレギュラーを排除する役割を持っている。なお、特殊な仕事であるがゆえに死ぬことは許されない。
そのため、カタリナという存在から『死』という概念が取り除かれている。彼女がもし外的要因で殺されたとしても彼女の死体はいつの間にかハチドリへとなり替わっている。彼女を殺し、殺しつくしても、もしできるなら無限回殺しても彼女は死なない。いや、殺した側が殺したと勝手に思い込んでいるだけで、カタリナは殺されてなどいないというのが実情である。なぜなら、カタリナに死ぬという概念が存在しないためである。なお、精神的死も迎えるはずもなく、永遠と生き続ける。現在の御年は3億2450億歳(エリザベートより1歳年下)
・ガメイラ・パイス
本作で二人目の主人公。種族はハイエルフである。故郷を盗賊に焼かれてその後に奴隷商につかまり奴隷としてカタリナに売られた。売られたのち魔法をカタリナに仕込まれたが、優しく接してくれたことで師匠の尊敬としての念だけでなく、すっかりカタリナを手が若干かかる家族だと思っている節がある。
なお、根性でカタリナについていく為に死の概念を自身で取り払いカタリナと後述のエリザ共に世界間を歩き回る。今現時点では1000歳
エリザ・ムンケルト
本作3人目の主人公。切り裂き魔事件が起きた街でカタリナ御一行と出会う。その後に魔法使い浚いにさらわれ殺されかけたところをガメイラに助けられたために感謝の念を抱いている。性癖もその時に捻じ曲げられ、ちょっとしたレズっ気が……?
ガメイラと同様、大和魂と言う名の根性でガメイラについていく為に死の概念を自身で取り払い、ガメイラとカタリナと共に世界を歩き回る。
シプリア
DV被害者だが、殺人の快楽に目覚めてしまい計画的に夜に連続殺人事件を起こした。切り裂き魔の犯人。
マリー・トーレス
カタリナの友人であったが、ちょっとしたいざこざで森の小屋に引きこもっていた魔女。
死に恐れ不老不死の魔法を探していた、魔法使いの行方不明の元凶でもある。また、魔法使いを殺すときも猟奇的な殺人をしていた。
カタリナと親交関係があった時は優しく朗らかで魔法に造詣がある優しい御姉さんであった。