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例え褒め生やされたとて、やはりコイツは|害獣《やばい》のよ

久しぶりになろうを確認したらこちらの小説に評価が入っていたので続き書きました。

モチベーションが上がれば続き書きますので、評価や感想コメントなど、読みたい方は下さい。

……………


『グヘヘへ…!!次回は人質だあ~続きが読みたきゃ分かってるなぁ!??グヘヘへ!!!』


………………

コメント下さい………。

『オ--チイイイイイイイイイイイイィィィィンンンンンッッッッ!!!!????』


酷いオチを見た。

「これは酷い。本当に酷い。こんなものを見るために時間を費やしたかと思うと情け無く思う」


「あの人、何故あの高さから落ちて生きているのでしょうか??」


知らない。知るべくもない。知りたくも無い。


『おおおおおおおお……オチッ…、オチン………うおおおおおおおお……!!!』


股を両手で抑え、歯を食いしばりながら涎を垂らして白目をむき、額は血管がバキバキと浮き出ている。およそ人のソレとは思えないほど醜悪な顔を天に曝しながら立ち膝でピョンピョンと跳ね回るその姿は、いっそその場にいるゴブリンよりよほどバケモノのソレだ。


恐らく、ゴブリンに襲われ今にも花を散らされようしていた少女も、アレが自分たちの援軍とは決して思うまい。


なんなら、ゴブリンの亜種と勘違いされる方が遥かに現実的だ。笑えないな。別人格ゆえに。


「ところで…あのゴブリンは強いのか?

肉体強度はお世辞にも人間が勝てない物には見えなかったが」


「ゴブリン自体は、成人男性であれば1対1で負けるものでは無いでしょう。しかし、彼らは群れを成し、決して一人では戦いません。」


「ゴブリン共も、アレに関わるのは避けているように見えるな…少女の強姦を再開したぞ。仲間の頭が柘榴にされたというのに。」


『ギィ……ギギギ!』

二チャリと汚い笑顔を浮かべる。あの汚さは前世のクソ上司に勝るとも劣らない汚さだ。


いや、やっぱり言い過ぎたな。上司の方が汚い。


『いやああああーー!!助けてえええええーー!!!』


そろそろ剥き終わったのか、ゴブリンが自身の股間からモノを曝し、少女に宛がう…


「……っっ」


女神ルードも同じ女性がこれから逢う状況を予見し目を逸らす。

そんな中……


『ぐぬおおおおおおおおおおおおおりゃあああああああああああああーーー!!!!』


股間を両手で抑えた立ち膝のまま、バネだけで

ゴブリンに突進したバケモノがいた。


『ギイイイイーー!??』


『ゼェ……ゼェ……』


無理矢理動いたせいかさっきまでのバケモノの表情に涙と鼻水が加わり、もういっそアレの方がゴブリンなのではないかと思う程の顔面をしながら、少女を背に庇い立つ。立ち膝で。


『ギッ!!ギイイイイーー!!』


あと一歩の所を邪魔されたゴブリンが1体、アレに向かって襲いかかる。


「ゴブリンは単体で戦わないという情報が僅か30秒で狂ったのだが?」


「……………えっと、その…怒らないで聞いてもらえますか?

彼女も貴方の一部のようなモノなので、大変言い辛いのですが」


「あまり積極的に聞きたくは無いが、念のため聞いておこう」


「………恐らく、彼女のあの表情で、ゴブリン側が同族と判定して、戦闘では無く喧嘩を仕掛けられたと勘違いしたのかと」


「本当にゴブリン側が味方と勘違いしたのか!?」


『オウ、ゴルアァッ!!掛かってこいやワレえええええーー!!!ガチガチガチガチッ!!!!』


『ギイイイイーー!!!』


近場にあった刃こぼれした剣を振り上げるゴブリンにガチンガチンと歯を噛み鳴らし威嚇する害獣。未だに股は痛いらしく両手は股間ブロックのままだ。

なまじ二足歩行で移動する分、ゴブリンの方が人に近い生物に見えてくるのが悲しい。


『ギイッ!!』

ブンッ!!

右手から左下へ振り下ろされる剣。


「っっ!!」


咄嗟に目を伏せた女神ルード。まあ気持ちは分かる。人の頭が割れる様子は何度見ようが慣れるものでは無い。汚い。人体汚い。


『そんな祖チンじゃワテクシはイかせられなくてよ!!』


流石に二度もあんな常軌を逸する突進は出来ないのか、害獣は立ち膝のままカラダを捻って回避する。


「な!?あんな近くから避けられるんですか!あんな体勢で!」


「」


『ぐううう……おかしいわねえ、中々タマが降りないわ……もみもみ』


『ギイイイ!!!』


避けられたのが気に入らないのかブンブンとただ振り回す。

だが当たらない、掠りもしない、紙一重で躱していく。


「綺麗」

『綺麗。』


ルードと、襲われていた少女声が重なった。


『ギイッ!!ギイッ!!』

『…………祖チンな上にワザも無いのね』


日の光を浴びて輝く金糸の髪がふわりと流れ、あどけなさすら感じる、少女のものである顔からは、凛とした表情を覗かせる者。


『ギベッ!!ギベッ!!!!』

『もっと腰を入れなさい。』

『ギイイアッ!!ギィエエエエエーー!!!!!』


『見つけるの、1番気持ちいい場所を。

探し当てなさい。最も感じる瞬間を。

息を深く吸って一気に喘ぐの、そして』



なるほど納得はしよう。


股間ブロックしている下半身をカメラから外して、声帯をえぐり取ってしまえるのなら、美しい少女と言えるだろう。だがーーー


『アナタの性を吐き出しなさい。』


ドン!!

それまでずっと立ち膝だった足を伸ばし、ゴブリンの股間を蹴り上げた。


『ンギイイイイーーーー!!!??』


激情、激流、激痛。

押し寄せる痛みのシグナルを放出し、今度はゴブリンが両手を股間に押し付ける。


そして、それまで持っていた剣は……



『さあ、足を開きなさい。イカせて上げるわ。』


害獣の手に渡り、ワザワザ両手の塞がったゴブリンを仰向けに転がし、両手ごと股間を抉り刺した。



ーーー()()は、攻撃は常に股間を狙うと決めている醜いサドだ。


はたして、この小説今アウトラインのどこら辺を走っているのだろうか……????

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