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人生やり直し、成功なるか?  作者: 菅原尚和
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本編4 入学準備と幼馴染み前編

昨日は明海との組み手や話し合いなどがあり、疲れていたので驚くぐらい早く寝てしまった。そのせいか、今は朝の5時だが完全に起きてしまった。

せっかく早く目が覚めたことなので、地下のトレーニングルームで朝の稽古をすることにした。


昨日の明海との組み手で負けたこともあり、神力と若くなった体に早く慣れなければなと感じている。

稽古をしていると明海もトレーニングルームやって来た。挨拶もほどほどに二人とも集中して自らの稽古に励んでいると、明海の方から組み手の相手を頼まれ再び拳を合わせることとなった。

昨日のように明確なルールは決めていないが、簡単に負けないように神力を上手く使い、30分ほど組み手をしお互いに稽古を終わらすこととした。


明海との稽古が終わり、シャワーを浴びてから朝食の準備をしていると、明海から封筒を渡された。

封筒を開けると3日後に高校の入学式があることや、持ち物や服装などの細かいことまで書かれていた。

明海にお礼を言い、今日から入学の準備に取りかからないとなぁと俺は考えていると、時刻は朝の7時になっていたので急いで朝食の準備に取りかかり、7時半前には明海と二人で朝食を食べ出すことが出来た。


明海と自分の作った和風の朝食を食べていると明海が「やっぱり料理上手だね。良かったら私にも、時間がある時だけでも良いから料理の稽古をつけてくれないかな?その代わりに、組み手の稽古をしっかり私がつけるから♪笑」

と、お願いされた。稽古の部分の笑顔が少し怖いが少しでも仲を深めたい気持ちもあるので「うん。分かったよ任せて」と承諾した。


その後、朝食の片付けを済ませてから入学式と高校生活に必要な物をメモをして、最後に買わなくてはいけない物に記入漏れがないかチェックする。

チェックも終わり、明海は道場で稽古のため家を出ているので、そろそろ食材の買い出しとメモに書いてある必要な物を買いに行こうかと考えていると、急に電話がなる。


電話の相手は幼馴染みの皇香織だった。(記憶を探ると幼馴染みと言っても香織の転校で5年ほど顔を合わせてはいない)

「もしもし、急に電話なんかしてきてどうしたんだ?」と電話を受けると、香織は「どうしたんだ?じゃないよ。意識不明の知らせを聞いて、僕はどんだけ心配したと思っているをんだい。」こうまくし立てた。「それに、回復したなら僕に連絡ぐらい欲しいな。さっき明海ちゃんから連絡が来て初めて回復を知ったんだよ。」とも言われた。俺は「ごめんよ。色々あって連絡が後回しになってしまっていて。心配してくれてありがとう。」と告げる。


そう告げると香織は落ち着いたようで、「又、僕がこっちに引っ越してきて高校も一緒になるだろう。その様子だとまだ僕と一緒で入学の準備をあまりしていないようだし、一緒に買い出しに行かないかい?」と誘われたので了承し、待ち合わせ場所と時間を決めた。


そして俺は買い出しのための準備を再び始めるのであった。

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