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cogito ergo  sum

作者: 隼 光

cogito ergo  sum



100%外れない、絶対無二の法則がある。


全てのものはいつかは滅びる。

永遠は存在しない。


今、存在している宇宙ですら、誕生の時があった。

ならば、その終焉の時もいつか必ずやってくる。


私が私でいられるのは、今の人生をおいて他にない。


人の魂が生まれ変わるのなら。

過去世の私も、来世の私も存在する。

それは今の私とは違う。

私が私でいられるのは、今の私が生きている間だけ。

私という魂は、私の体と記憶と心から成り立っている。

この体が死を迎えたら、今の私は存在しなくなる。


体が熱を持ち、エネルギーが尽きるまで私は私でいたい。


人生は一期一会。

今の私を愛せるように。

今まで出会った人、これから出会う人を愛せるように。

死を向かえるときに笑っていられるように。

自分らしくいきたい。

自分らしくありたい。



『cogito ergo sum コギト・エルゴ・スム』


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