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理不尽

理不尽(1)警察と闇組織

作者: 舞夢

警察は異様に彼をしつこく追った。

「別人です、身分証明書を確認してください」

しかし、彼の免許証も健康保険証も信用されなかった。

「その免許証も健康保険証も偽造でしょ?」

「俺たちは認めない」

結局、彼は逮捕された。

彼は目隠しをされ、外された時は、檻のある部屋に連行されていた。

彼の目の前には、いかにも極道が立っていた。

「冤罪って言うんだろ?」と、にやける。

彼は「ここは?」と尋ねた。

極道は嗤う。

「警察のための部屋だ、俺たちは警察に協力する組織だ」

「警察のための部屋?」

彼には意味が分からなかった。

それには答えず極道は拳銃を持った。

「確かに冤罪、だがな、警察にも面子がある、マスコミもうるさいし」

「ここの警察署長の出世が妨げられたら、俺らも危ない、何しろ、長年のダチだ」

「悪く思うな、これも警察のため、俺らのため」

「お前なら、どうせ、家族も無し、誰も心配しない」

その言葉と同時に拳銃は放たれ、彼は死んだ。

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