あの頃に戻りたい
自分が見た夢をもとに作った話です。
子供の自分は人間、大人の自分は亜人という設定。(かつては人間しかいなかったという設定だったはず)
小学生くらいまでは学童みたいなめっちゃでかい施設に預けられてた。
ある時遊んでたらその施設の地下に迷い込んでしまって、マスクしてる給食のおばさんみたいな格好した大人数人に出会った。
そこでは預けられてる子供たちが列をなしてとある怪しい部屋(たぶん人体実験もしくは何かの検査をする部屋)の前に並んでた。
そして大人たちが、「君ちょっと顔赤いし熱ありそうだね」って言ってきて、無理やりその怪しい部屋に連れ込もうとしてきたんだけど、俺はそれが嫌だったから無理矢理振り払って全力で逃げた。
なんとか出口を見つけて外に出たと思ったら、一軒家の地下によくある空洞構造になってて、蜘蛛の巣やら蜂やらめちゃくちゃ色んな虫がいて虫嫌いの自分はキモすぎて一歩も動けなくなった。
でもそこに一人の大人の人間(これからはAと呼ぶ)がいて、いろんな虫がその人の体に付着してたんだけど、それって気持ち悪くないんですか?って聞いたら、もう慣れたって言われた。
Aと出会ってから虫に対して平気な人もいるんだなあ〜って感心して色々聞きたくなって仲良くなった。
そのあと、Aと自分が住んでる一人暮らしのマンションに帰って喋ったりして、寝て起きたら、年月は流れて20年ぐらい経ってた。
眠り続けた結果、Aと自分はまだ家にいて久しぶりみたいな感じで挨拶を交わした。
久々に外出たいなあと思って出てみると月が登ってて夜である事がわかった。
そしたらなんと終電帰りのおっさんが最初に襲ってきた。
そういうのが立て続けに起こった。
これで人間、動物、あらゆる虫と出会うたびに自分とAに襲いかかかってくるんだなと認識した。
Aはそれを知ってるかのごとく華麗な動きでそいつらの攻撃を交わして、殺していった。
これはやばいと思って危険を察知した自分も何かしらの武器を持って全力でAと一緒に走って移動した。
ひたすら移動してたら、昔施設で仲良く遊んでた友人と出会ったんだけど、そいつも全力で襲いかかってきた。
Aと全力で逃げて、ゴミ処理工場?のゴミ山にたどり着いた。
これで一息つけたと思ったら、大量の虫が襲いかかってきて本当にやばかった。
なんとか切り抜けて移動して安心できる場所を探した。
色々あったが、最終的に亜人しかいないマンションを見つけた。