序文
四種の能力について
①クリエイト能力
・カードクリエイト(第ゼロ段階)
白札を無から生み出す。基本にして究極の創造術。白札を一枚生成するために必要な霊力を百点とする。
・ネームクリエイト(第一段階)
白札に、カード名および能力テキストやスタッツなどの情報を書き加える能力。慣れてくると、副カード名やフレーバーテキストも操作することができるようになる。消費霊力は一点。
・イラストクリエイト(第二段階)
カードに二次元のイラストを書き足す能力。消費霊力は十点。
・リミテッドクリエイト(第三段階)
ほとんど質量のない光の塊のようなクリエイションを、一定期間中のみ実体化する能力。
・エターナルクリエイト(第四段階)
制限時間なしで物質を実体化する能力。元からあった物質とエターナルクリエイションは完全に区別がつかないとされる。消費霊力は百グラムあたり一点。
②感知系能力
感知能力と霊視能力の総称。
・感知能力
魂の存在を感じ取り、最大霊力を把握する能力。慣れれば複数人を対象にしたり、遠距離で発動できる。使用中は遮断能力を使えない。消費霊力はゼロだが、集中力が必要。
・霊視能力
感知能力だけでは得られない詳細情報を知る能力。霊的な視覚。能力の有無は生まれつきの才能で決まり、鍛えることもできない。通常はひとりしか対象にできない。使用中は遮断能力を使えない。消費はゼロだが、集中力が必要。
③逆感知能力
感知系能力の対象にされていることを感知する能力。霊的な触覚。能力の有無は生まれつきの才能で決まり、鍛えることもできない。逆感知能力が反応したときの感覚はひとによって違う。消費霊力はゼロ。
④遮断能力
自分に向けられた感知系能力をさえぎる能力。能力の有無は生まれつきの才能で決まり、鍛えることもできない。使用中は感知系能力を使えない。消費霊力はゼロだが、集中力が必要。
(「カイザのノート」より)