含羞草
どっちでもいい
なんでもいい
そんな言葉を並べて
今日を過ごす。
他人に選択を譲り
自分はそれに従う。
他人は喜び
自分はそれを嬉しいと、
思いっているのだろうか
感じているのだろうか
他人は喜ぶんだ
自分は良い事をしているんだ
そう言い聞かせて
いるだけじゃないのか
いや違う。
本当に自分は
どっちでも良かったんだと。
なんでも良かったんだと。
どっちに行ったって
どんなふうになったって
きっと今日も
息苦しさに目を背けながら
進んで行く。