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通称・ケガ人が、木に手を触れ考えた。
小枝の原理で、木を抜けるのでは?
そう考えた時、周囲の者は、
それを念によって、感じ取った。
その瞬間、彼らは、何を根拠にして居るのか?
それぞれが、移動して、ポジションに就く。
そして、ケガ人が、木に触れた状態で、
目を閉じ、夫が、木を抱き締める。
それで抜ける訳が無い。
だが、周囲の者が、何かを発し、
それが、ケガ人に伝わる。
結果、ケガ人は、今回の木が、
自分に刺さった小枝の様に感じられる。
大きな根から、ゴボウ程度の根が出て、
そこから、ヒゲの様な根が出て、地面に固定して居る。
ケガ人は、それらを、感じ取る事が出来た。
その為、周囲の弱念力を、誘導して、
根の周囲の土を、広げるイメージを行う。
その時、夫は、木を抱き締めた状態で、
その木を抜くのでは無く、振動させるイメージ、
彼は、念力が使えるが、それは、力持ちレベルであり、
1人で、木を抜く事は出来ない。
だが、木を「ゆする」事は出来る。
そこに念力が加わり、根を振動させ、
周囲の土を、払い退けるイメージ。
すると、木が、少し「ぐらぐら」し始めた。
これで、土を殺さず、木が倒せる。
抜くのでは無い、倒す!
そのイメージが、全員の中で、具体的に成り、
倒す方向、その様な段取りも、考える様に成る。
つまり、これは、実現可能!
その思いが、彼らの能力を底上げした。
開始から、1時間、土を殺す場合と、
ほぼ、同じ時間で、木を倒す事に成功した。




