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これは魔法の書です。  作者: わおん
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2614

通称・ケガ人が、木に手を触れ考えた。


小枝の原理で、木を抜けるのでは?



そう考えた時、周囲の者は、


それを念によって、感じ取った。



その瞬間、彼らは、何を根拠にして居るのか?


それぞれが、移動して、ポジションに就く。



そして、ケガ人が、木に触れた状態で、


目を閉じ、夫が、木を抱き締める。



それで抜ける訳が無い。


だが、周囲の者が、何かを発し、


それが、ケガ人に伝わる。



結果、ケガ人は、今回の木が、


自分に刺さった小枝の様に感じられる。



大きな根から、ゴボウ程度の根が出て、


そこから、ヒゲの様な根が出て、地面に固定して居る。



ケガ人は、それらを、感じ取る事が出来た。


その為、周囲の弱念力を、誘導して、


根の周囲の土を、広げるイメージを行う。



その時、夫は、木を抱き締めた状態で、


その木を抜くのでは無く、振動させるイメージ、


彼は、念力が使えるが、それは、力持ちレベルであり、


1人で、木を抜く事は出来ない。



だが、木を「ゆする」事は出来る。


そこに念力が加わり、根を振動させ、


周囲の土を、払い退けるイメージ。



すると、木が、少し「ぐらぐら」し始めた。


これで、土を殺さず、木が倒せる。


抜くのでは無い、倒す!



そのイメージが、全員の中で、具体的に成り、


倒す方向、その様な段取りも、考える様に成る。



つまり、これは、実現可能!


その思いが、彼らの能力を底上げした。



開始から、1時間、土を殺す場合と、


ほぼ、同じ時間で、木を倒す事に成功した。


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