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牛の必死が、別大陸のネズミと、念話でつながった。
つまり、別大陸が、存在して、
そこに居る動物に、念が通じた事は、間違い無いのだ。
その為、牛たちは、その位置に向かって、
念話での交信を試みた。
当然、その場所には、もう、居ない。
今回の念話が、断末魔だった事は、分かって居る。
その為、その位置を中心に、その範囲を拡大して行く。
本来、念話は、その様な事をしなくても、通じる。
事実、6ヵ国に別れた9千頭以上の牛が、
何の不自由も無く、念で知識を共有出来るのだ。
もし、9千の念話が、1匹の脳に影響を与えた場合、
相手は、発狂する。
だが、念話に関して、彼らの前の、2つの文明でも、
その問題を、解決して、脳に負担をかけず、伝える無意識、
それが本能的に組み込まれて居た。
その為、現在、全ての牛が、
別大陸で、受信者を探して居る時も、
その分担が、効率良く、行われて居る。




