2426/2446
2426
恐怖耐性を得た若い女性、
そんな彼女が、将来、結婚して子供を残した場合、
その子孫は、恐怖を感じず、念話を得て、
文明を滅ぼす危険性がある。
その為、彼女は、自殺を考えたが、
その前に、神様の指示を聞く事に成る。
そんな訳で、数頭の牛と、彼女の家族が同行して、
球体の国へと向かった。
牛が事前に、念話で、他国にも、
その事を伝えて居たので、
途中での食事には苦労しない。
移動も、飛行魔法使いが協力してくれるので、
自力で行くよりも、断然速い。
しかし、同行の牛を、持ち上げ、
運ぶ事が出来ないので、
本来の飛行に比べれば、その速度は遅く、
到着には、10日かかる。
つまり、その間、同行者である家族は、
彼女を心配して、苦しむ事に成った。
神の指示は、絶対である。
死ねと指示されれば、死ぬ事に成る。
もし、そう成れば、何の迷いも無く、
それに従う事に成る。
だが、この家族は、これまで1度も、
球体を見た事が無い。
あくまでも、話に聞いて居るだけ、
その為、彼らの真相心理は、
今でも、牛を神と認識して居る。
恐怖を感じない、彼女にとっても、
同行の牛は、神様であり、
今回、そんな神様に、迷惑をかけて居る。
その認識があった。
当然、彼女の家族も同様であり、罪悪感を覚え、
何とか出来ないモノか・・・
そんな想いが、彼女の妹に、覚醒を与えた。
それが、洗脳魔法である。




