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これまで、36には、楽観的な部分があった。
最悪の場合、我々が死んでも、
彼ら人類が生きて居る。
つまり、我々の、役目は、彼らが引き継ぎ、
我々の先祖の遺伝子は、この星で生き続ける。
その様な心の弱さがあった。
36も、生存の義務が刻まれて居るので、
自分たちも、頑張る事は、大前提だが、
最悪の場合、そんな救いもある。
その様に信じて居た。
だが、人類に、我々の遺伝子は、含まれて居ない。
その衝撃的事実。
もちろん、絵本の話を、完全に信じた訳では無い。
しかし、突然、興奮して、周囲に話した者、
その者の死後、人は、その話に影響を受け、
モノを作り、絵本を描いた。
つまり、興奮して話て死んだ者は、
トップ化して、過去を見て、伝えたのだ。
彼らは、神に対し、絶対服従である。
神に関する話で、嘘や脚色など、絶対に無い。
コンピュータの指示に、純粋に従う為の、
遺伝子改造だったのだ。
そこに個人の解釈や、改編など、
許される訳が無い。
つまり、この星で、宇宙人の子孫と呼べるのは、
球体の中の我々36名だけだったのだ。
彼らは、それを知り、絶望する。
自分たちは、どれだけの責任を背負う事に成るのか?
36は、動く事も出来ない。
そんな状態で、子孫を残す?
それは、不可能だ。
結果、この先に待って居るのは、
この状況の打破・・・つまり、我々には、
トップ化が起きる。
そして、我々は、事実上、不老不死を得てしまう。
結果、子孫は残せないが、永遠に、
宇宙人の子孫として、滅びを回避する事に成る。




