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これは魔法の書です。  作者: わおん
2414/2445

2414

1人の男が、覚醒を得て、過去を見る事が出来た。


その結果、知った。


球体神は、間違い無く、我々の神である。



下等生物だった我々の祖先に、知恵を与え、


文明を作る事を許した。



その理由は、神を守る為である。


球体の中には、神が居る。


その神を、助ける為に、我々は作られた。



だが、我々の前の文明は、その役目を果たせずに、


2度も、滅んで居る。



しかも、彼らは、神の存在に気付かず、


自分たちの為に、生きて居た。



神に貢献せず、遊びを追求した。


結果、魔法を進化させ、その代償として、


念話が暴走して、全ての知的生命が滅んだ。



しかも、過去2度も・・・


結果、神は、我々の前に降臨した。



男は、それを理解したのだ。


そんな彼には、神に対する服従心がある。



その為、神を批判的する発想など、全く出なかった。


「神なのに、助けが必要なのか?」


その様な事は、思考しないのだ。



とにかく、神様の役に立ちたい。


その思いだけが、彼の行動につながり、


彼は、この事実を、周囲の人々に伝えた。


そして、念話の危険性と、魔法を得る方法。



過去の光景で見た全てを、周囲に伝え、


そして、彼は、数時間後に、死んだ。


脳が限界を越えたのだ。



過去の全てを、一瞬で見て、認識した。


彼に回復魔法があったので、


周囲に伝える時間があったが、


もし無かった場合、見た瞬間、死んで居ただろう。


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