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球体神との対話を求めた人類の1人が、
自然覚醒で魔法を得た。
だが、それは、期待外れのモノだった。
彼は、過去が見える様に成ったのだ。
彼ら、人類も、念話を得たいと切実に考えて居た。
しかし、36の影響で、人類が、念話を得る事は、
困難であった。
結果、彼の脳は、不自然な覚醒を得た。
念話を得たい、しかし、念話が得られないナゼ?
そんな思いが、過去を見る能力へと成ったのだ。
結果、彼は、過去に文明が滅んだ光景を見た。
そして、その原因が、念話であった事を、知る。
だが、問題は、その先である。
球体の正体は、正真正銘の神だったのだ。
その中には、複雑な構造の建物、
つまり、宇宙船が入って居る。
過去、別の星から、この星にやって来たのだ。
そして、この星のサルを改造して、人類を作った。
この事は、36も知らない。
36は、様々な考察で、第1文明の崩壊を予測した。
その時、死んだ者たちは、自分たちの、
先祖だと考えて居た。
だが、違うのだ。
この星に来た、宇宙人は、たったの10名、
そして、冷凍状態の人間体の男女3名ずつの6名、
そして、冷凍された脳が30名。
そんな彼らには、十分な物資など無く、
テラホーミングなど出来る訳も無く、
この星のサルを捕獲して、自分たち同様、
服従の為の遺伝子改良を行い、労働者として、
使ったのだ。
つまり、この星の人類は、宇宙人の子孫では無い。
だが、その事実を、この時、36は知らない。
だが、現在、人類の1名が、その事実を知った。
そして、その事実を、神に知らせる必要も認識した。




