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念話を持つネズミが、 生物的進化をした事で、
魔法細胞の活性を、失った。
その為、その子孫の、犬や猫が、
念話を得る事は無かった。
魔法など無くても、当然の事であり、
それでも、生存は可能なのだ。
だが、ここは、魔法が実在する世界である。
その為、例外が居た、それは、サルの先祖である。
警戒する為、2本の足で、立ち上がり、
恐竜から逃げる為に、木によじ登る。
それは、滑稽であり、
36の興味を引く。
人の姿に似ている、その程度の事でも、
36の意思は、感情移入してしまう。
その為、サルの一部が、念サルと成り、
効率良く、生存して、子孫を残し、
念話による情報共有によって、知性が向上した。
結果、再び、動物的進化が発生、
魔法細胞の活性を失う。
一方、この世界には、チンコ・ネズミが存在する。
動物のオスの股間に、ダメージを与える事で、
その繁殖を止める事が出来る。
それを、本能的に理解たネズミ。
このチンコ・ネズミに、念話能力は無いが、
それでも、その行動は、習性として組み込まれ、
今でも、機能して居た。
一方、サルも、魔法を失ったが、
進化によって、得られた知能を生かして、
股間を守るモノを作り出した。
それが、衣服や、鎧の元と成る。
そして、この時期、様々な動物も、
股間を守る必要性から、進化が発生、
その結果、魔法を失った。
実際、チンコ・ネズミに、魔法能力が無いのも、
進化が原因である。
念ネズミは、その繁栄によって、
個体数を増やしたが、結果として、
食料の不足に直面して居た。
念ネズミであっても、恐竜に食われる事はある。
念で連携して逃げても、全てが、助かる訳では無い。
しかし、念ネズミは、その有利性によって、
繁殖して、結果、捕食動物も、それをエサとして、
増える事と成った。
結果、念ネズミは、生存能力向上の為、進化・・・
これによって、誕生したのが、
チンコ・ネズミである。




