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これは魔法の書です。  作者: わおん
2302/2307

2302

文豪のトップ・プロは、異常な情熱で作品を執筆する。


だが、誰からも相手にされない。



その最大の理由が、全ての情報を書く事にある。


心理描写、情景説明、本来なら、ストーリーの、邪魔である。


しかし、それを読まないと、ストリーが分からない。



その様な文豪作品は、他の文豪に読まれる事も無い。


絶対的な自信作が、誰からも相手にされない。



その事実を知りながらも、改善する事を、本能が許さない。


これは、先祖が、遺伝子改造を受けた事の影響である。



宇宙船の旅で、コンピュータの指示は絶対であり、


妥協は許されない。



だが、現在、それが無い世界、


そんな彼らにとって、その服従心は、


自分の信念への、服従と成って居た。


つまり、自分の能力に、妥協はしない。



これは、全てのトップ・プロに共通した事である。


そんな文豪が、今回、自分の作品を、


敵に向けて放ったのだ。



倒す事が目的では無く、自分の作品を伝えたい。


その必死の思いである。



しかし、他人の脳は、それに耐えられない。


その為、脳に異常が発生して、女竜騎士は、倒れたのだ。



では、そんな強敵と、どの様に戦えば良いのか?


彼ら戦士も、念を防ぐ事は可能である。


戦いの中、観戦者の意見など聞きたく無い。



だが、今回の戦いでは、相手から情報を引き出す為、


念を受け入れ、倒されたのだ。



一方、竜は、女戦士を乗せた場合、


その指示だけを受けて行動する。



そもそも、文豪は、恐竜を相手にして居ない。


だから、竜は無事だった。



では、竜だけで襲撃すれば勝てるのか?


竜が文豪を撃破して、その後、戦士団で攻撃を開始する。



だが、それで勝てるとは思えない。


もし、文豪が、竜に念を送った場合、どう成るのか?


恐らく、竜も失神する。



つまり、戦士たちは、強力な念に耐える訓練が必要なのだ。


だが、そんな訓練、どの様に行えば良いのか?



文豪を1人、さらって来るか?


だが、それが無理だから、倒されるのだ。


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