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「…で、分かったこととは?」

「はい…。あまり良い話ではないことを先に言っておきますね」

「と言うことは、やはり同属だったのか?」

「ええ。しかも私の勘も捨てたものではありませんでしたよ」

 店主は苦笑し、マカに緑茶を差し出した。

 マカは受け取り、一口啜る。

「まあ無謀だとは思ったんですけどね。長に直に聞いてみましたよ」

「長に?」

 マカの眼がつり上がる。

「はい。商品関連の方達は守秘義務がありますからね。依頼で作られた物なら尚更です。なので長に聞いてみたんですが…」

「しゃべったのか? あんの古狸」

「ふるっ…! …マカ、実の祖父をそう呼ばずとも」

「言うなっ! 忌々しい」

 マカは吐き捨て、険しい顔になった。

 店主は深くため息をつき、話し出した。

「一応は話は伺えましたよ。けれど、…ちょっとどころの厄介騒ぎじゃないみたいです」

 そして語り始めた。


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