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「まったくっ…! コレだから同属は嫌いなんだ!」

「…それ、私の前で言わないでくださいよ」

「ああ、同属だったな。お前も」

 マカは剣呑に言い放ち、ブレンドティーを飲んだ。

「はぁ…。一応、長に聞いてみますか?」

「素直に答えるとは思えんな。私達の表の顔のことは同属でもそうそう簡単には言えんはずだからな」

「厄介ですね。…私の方から調べてみますか?」

「…やり方としてはそれが一番手っ取り早いが…危険は? 普通の人間相手ではないんだぞ?」

「それは分かっていますが、調べるぐらいなら大丈夫でしょう。邪魔をしなければ、ね」

 意味深に笑う店主を見て、マカは深くため息をついた。

「今はそれしか手がないか。じゃあ何か分かったらケータイに連絡をくれ。くれぐれも、人前には現れるなよ!」

「ヒドイ言い様ですね…。でも分かりました。マカはあまり動かない方がいいですよ。貴女、結構動き派手なんですから」

「…悪目立ちして悪かったな。そもそもバカをやらかした同属の後始末、誰がやっていると思っているんだ?」


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