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絶望と幸福

「…てことを…。何てことをぉお!」

 マカは激昂した。

 誰だって死んで欲しくない、死にたくない人間はいる。

 特に若い者であれば、尚更だ。

 カノンが人形を与えるターゲットを、自分と近い歳の者を選んだのにも理由がある。

 マノンと言う、もう一人のマカをよみがえらせる為に。

 近い歳の者の血と命、そして呪が必要だったのだ。

 でもこんなのは、人の悲しみと弱みに付け込んだ悪しき行動以外の何物でもない。

 人の死は、とても悲しく苦しく切ない。

 だからこそ、生は楽しく明るく嬉しいものなのだ。

 生に闇や影があろうとも、生きていればどうにだって出来るし、何にでもなれる。


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