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 マカは深く息を吐き、改めてマノンと向き合った。

「…大人しく、再び眠る気は?」

「さらさら無いね」

 そう言ってマノンは立ち上がった。

「理由や原因はどうであれ、ボクは生き返れた。みすみす闇に戻るつもりは無いよ」

 けろっと言い放つマノン。

 マカは歯噛みした。

「ならっ、強制的にでもお前を闇に返す!」

「マカ! 止めて!」

「マサキ! カノンを止めておけ! 巻き込んでも責任は取らんぞ!」

 マサキは頷き、カノンを抱き止めた。

「カノン…。これは二人の問題だよ」


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