横浜万博 第5話 短編版
掲載日:2026/05/18
夜中の東口ゲートで結城さんと立ち番。
新しくデートした圭子ちゃんの話をしていたが、元気がない。
理由は、別の女の子・洋子ちゃんとのドライブで、うっかり“圭子ちゃん”と呼んでしまったからだった。
三股は無理だと落ち込む結城さんに「おまえも気をつけろよ」と言われる。
僕は久美と3年、直子さんとは一度だけ。
性格も雰囲気も違うから、間違えようがないと思っていた。
3時の交代後、詰所で住吉さんたちと結城さんの“モテ話”で盛り上がる。
僕は車があればもっと自由に恋愛できるのに、と強く思った。
***
直子さんとの2回目のデート。
映画を観て、アウトドアで食事。
直子さんは僕の話を楽しそうに聞いてくれる。
ふと、中学時代に感じた“甘い匂い”の記憶がよみがえる。
好きな女の子だけが放つ、男を夢中にさせる匂い。
そして今、直子さんからその匂いがする。
酔いもあって、僕は思わずキスをした。
驚いた直子さんに、もう一度ゆっくりキスをする。
「今日はまだ帰りたくないね」と言い、店を出てホテルに誘った。
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