表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

火床(ひどこ)の子・鉄之助 〜名工・光忠の魂に導かれ、戦乱を生き抜く〜

作者:ふるふる
尾張の山裾に、火と鉄と汗とツッコミが飛び交う鍛冶屋の村あり。
そこに生まれた十二歳の少年――鉄之助、通称「鉄坊」。
父は雷のように厳しい名工、兄たちは優秀かつ自由すぎる。
そんな環境で鉄坊は「狸顔」と呼ばれつつも、ふいごを押しながら夢を見る。
「俺もいつか、父さんに認められる刃を打ちたい!」

だが父の背中は遠く、兄たちとの差も大きい。
一人でこっそり打った小刀はガタガタ……でも、なぜか父は夜中に研いでくれていた。
ツンデレなのか、それともただの職人気質なのか――。

そんな鉄坊の前に現れたのは、渡り巫女の椿。
おしとやかどころか破天荒で小悪魔的、しかも妙に色っぽい。
「刀はね、ただの武器じゃない。願いや祈りが宿るのさ」
……と、さらりと言って鉄坊の脳みそをショートさせる。

父の言葉と椿の妖艶(?)な説法が重なり、鉄坊の胸には小さな火が灯る。
が、時代は戦国。今川と織田の戦が迫り、鉄坊一家も戦場へ。
そこで彼は、奇行だらけのうつけ(?)こと若き織田信長、そして再び椿の舞に遭遇。

――小刀が震え、運命が動き出す!?
祈り、ギャグ、狸、そして火床の炎。
鉄坊の物語はまだ始まったばかり!
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ