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お義母さんの腸内熟成カリー ~たんとお食べ~

作者: 義母

笑わずに最後まで音読出来たらあなたの勝ちです。

主人公の太郎は、結婚して一年が経ったころから、義母の存在に圧倒されるようになっていた。妻の美里は美しく、心優しい女性だが、彼女の母親であるお義母さん、絹代はその魅力と存在感で圧倒的だった。家族の誰もが、絹代の作る料理を絶賛する。特に「腸内熟成カリー」は一家の秘伝として代々受け継がれてきたと言われており、絹代が一から作り出すその味は、誰もが驚愕するほどの旨さだった。


だが、太郎はそのカレーがどのようにして作られるのかを知るまでは、その旨さに疑問を抱かなかった。


ある日、絹代は太郎にこう告げた。 「太郎さん、もう家族なんだから、私の『腸内熟成カリー』の秘密を知ってもいいころね」


その言葉に不安を抱きながらも、太郎は興味本位で同意してしまった。次の日、義母は太郎を自分の部屋へと案内し、不思議な儀式が始まった。


暗い部屋の中、絹代は太郎に向かって静かに言った。 「これが私のカリーの元よ」


そう言って、絹代はゆっくりと座布団に座り直し、深呼吸をした。彼女の顔は神聖な儀式を行うかのように静かだったが、太郎は違和感を覚え始めていた。次第に、絹代の体が小さく揺れ始めた。絹代は意識を集中させるかのように目を閉じ、穏やかに力を込める。しばらくすると、部屋の中に静かな音が響き始めた。


「ぷぅぅ…」


その音は確かに絹代の体から発せられたもので、太郎は一瞬固まった。空気がじわりと重くなる中、絹代はさらに力を込め、次第にその音は低く深くなり、断続的に部屋に響いた。


「ぷちゅ… ぷりゅ… ぷぅ…」


太郎の心臓は早鐘のように打ち、額から冷や汗が滲み出る。それでも彼は目を逸らすことができなかった。絹代の顔は無心そのもので、まるで自らの身体を使って芸術を生み出しているかのようだった。そして、最終的に彼女は静かに立ち上がり、太郎に微笑んだ。


「これで準備はできたわ」


彼女はゆっくりと和式のトイレに向かい、しゃがみ込んだ。さらに数秒後、鈍い音が響いた。


「ぽとん…ぷるっ…」


何かが確かに、絹代の体から体外へと排出された音だ。太郎はその瞬間、自分の目を疑った。絹代がゆっくりと体を立ち上げ、太郎に向かって言った。


「これが、私のカリーの元よ。腸内で熟成させた、特別なもの。これがあの美味しさの秘密」


太郎は息を呑んだ。彼女の手にあるのは、明らかに排泄物だった。義母はそれを皿に移し、調味料を振りかけ、混ぜ合わせた。それは、カレーに見えないこともなかった。いや、よく見れば香りもカレーのようだ。しかし、太郎の脳裏にはその出所が鮮明に刻まれていた。


「さあ、どうぞ。これを食べることで、真に私の家族の一員になるのよ」と絹代は静かに告げた。


太郎の手は震えた。目の前に差し出された皿からは、確かにあの名高い「腸内熟成カリー」の香りが漂っていた。しかし、それが何であるかを知ってしまった今、太郎の胃はひっくり返りそうだった。


「食べられない…」太郎は心の中で叫んだ。目の前の義母は微笑んでいるが、その視線は鋭く、拒絶することを許さない。


太郎は葛藤の末、震える手でスプーンを持ち上げた。皿のカリーをすくい、口元に運ぶ。香ばしいスパイスの香りが鼻をくすぐるが、彼の心は激しく揺れていた。


「俺は…本当にこれを食べるのか…?」


スプーンが口に近づく。全身に冷や汗が流れ、太郎の喉はカラカラに乾いていた。だが、絹代の眼差しが強く彼を見つめていた。


「いただきます…」


ついに、スプーンを口に運び、太郎は一口を飲み込んだ。瞬間、口の中に広がったのは、信じられないほど深い旨味と、複雑なスパイスの調和。思わず彼はもう一口を口に運んでいた。


「美味しい…」


だが、その一言を発するたびに、太郎の心には別の声が響いていた。


「俺は…何を食べているんだ…?」


その後、太郎は「腸内熟成カリー」の秘密を家族に明かすことなく、日常に戻った。しかし、彼の中で絹代に対する恐怖と敬意は、以前とは比べ物にならないほど深まっていた。


そして、彼は今も葛藤し続けている。「あの味」を求める自分がいることに。

5chの「一番キモいAVタイトル考えた奴が優勝」というスレに投稿されたタイトル「お義母さんの腸内熟成カリー ~たんとお食べ~」を元に作ってみました。

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