なろう作品は癒し
様々ななろうの批判が生まれ擁護され、時間がたってまた批判が生まれ擁護される。いつもの同じ繰り返しに飽きた。誰かが決定打を打って話を新しくしてくれと思ってる。何度も言われてるが、テンプレ批判と擁護がテンプレ化してるのは皮肉だ。
そこでどっちも間違ってると思ってる意見を言おう。なろうは1万のゴミを創ってその中の1つの宝石を楽しむ場所だ。だからゴミを擁護する必要は無い。ゴミがゴミなのは当然なのだから。1つの宝石を生むために1万のゴミは必然として生まれなければならない。1つの宝石に価値を感じない人間はなろうからどうぞ出て行ってください。そして1つの宝石を楽しむのじゃなくて1万のゴミを楽しんでる人はごちゃごちゃゴミを擁護し無いでください。
ゴミはゴミで良いんですよ。そのゴミが生まれないと1つの宝石は生まれない必然なので仕方ないんです。
これで話が終わりか?と言うと、なんともゴミを全部燃やしたら微量の有効成分が残りました。ちなみに私これあんまり良さになりません。だから今まで気が付かなかったのか?なら違います。扱い方が間違っていました。成分はずっと知っていました。それじゃ駄目だったんです。
成分の正体は癒しです。誰でも聞いたことあるでしょ?なろうとけもフレの共通点を言ってる人何人も居たと思います。じゃどうしてなろう作品はけもフレみたいになれないか?と言うと、なろうの宝石は癒しで売れてるわけじゃないんです。1万のゴミと1個の宝石は同じ成分なのに癒しじゃないんですよ。ええこりゃ所詮物質としての比喩なのでそうなってしまって、精神的なものはそう単純じゃないんですよ。ただ分かりやすく言うなら微量成分のようなものが癒し効果を生んでいるって話です。
だからまともな人=非なろう読者は薄すぎて面白さが分からないんです。
ここまでは癒しを楽しみに出来る人は誰でも分かるんですよ。じゃ何故けもフレとなろうには大きな差が出るのか?なろう作品は-2の痛んだ心をー1程度に戻す程度の力しかありません。けもフレは-2を+1にもっていくぐらいの力があります。だから0点から見ると1だけ刺激があるから癒しを求めてない人にも様々なものが感じ取れるわけです。より多くの人を巻き込めるから評判が高いんです。それに対して癒し効果だけでしか楽しめないなろうは0はどこまでいっても0だから。何故こんなものが面白いか分からないって人が続出するわけです。
秘密はこれだったんですよ。なろうの面白さは以前から、なろうに特化したものじゃないと思っていました。深夜アニメと共通点があると思っていました。だが、これ深夜アニメじゃ受けないと以前から見抜いてました。一部成功しましたがこれからは怪しいと思っています。客層が違うからと片付けていました。でも本当は深夜アニメの客層となろうの読者って似てると思っていました。
矛盾でもやもやしてたのですが、これで解けました。宝石とゴミは同じものです。でも根本的に生じる感情が全く違うものぐらいになります。何故か?量の違いが質の違いに昇華してるからです。女性向け=恋愛は一切ノータッチです。その上で根本的に全く違う作品ってリゼロぐらいです。リゼロの共通性って異世界だけだと思います。あれ古臭いです。一昔前のエロゲのループものの面白さです。アニメだとシュタゲやまどマギなどがそれです。リトバス、ひぐらし、僕だけがいない街を含めてループ物ってすごく評価高くなります。これは私理由があると思っています。飽き飽きするほど作ってしまえば良いのに、意外とこれが創られて無いからです。
滅茶苦茶ヒット率が高いのに、そういえば一つ失敗してる作品(失われた未来を求めて)ありました。私個人はこれ悪くないと思いました。シュタゲもその点同じ欠点抱えてるのですが、ループを繰り返すきっかけのの転換点まで退屈になります。私はシュタゲも逆にそっちが好みなんですよね。面白いのですが、転換点を超えると良くあるループ物にやっぱり統一される部分があります。シュタゲらしい個性はむしろ前半にあると思っています。そっちが楽しめない人にあまりシュタゲが好きだと言ってほしくないのはあります。
われめては、そういった部分弱いです。前半はでもイマイチだけど、悪いとは言えないし、後の事を考えるとあそこが全体を支えている部分だと。全体はかなり面白いんですけどね。あくまで全体のストーリーなら、傑作ぞろいのループ物で十分に押せるレベルだと思います。受けたいならなろうでもループもの書けば良いのにって思います。でもなろうじゃ受けないかな…。難しいですね。アニメの評価の高さループ物異常で、売上げ絡めてもとんでもないヒット率です。
誰がやっても鉄板のループ物で今の刺激である異世界を絡める。ループ物を廃れされないとリゼロの価値って正直分からないです。あれは異色の作品です。基本的に宝石とゴミは全く違うものと捕らえたほうが良いです。ですが、共通点が無いわけじゃない。その中でなろうの宝石でリゼロは全く異質の物です。むしろ他サイトの幼女戦記の方が共通性があるし、ネット小説全般に共通性があります。
ただ量の違いが質の違いになってて、私は別物だと思っています。アニメで売上げで成功するものじゃないです。評判が良いものです。それをどう判断するか?は私は売上げとアニメランキングを総合的に見ています。悪口をいうために存在する2chの評判は一切無視しています。2chの評判は絶対に無視した方が良いです。良く考えれば分かりますが、あそこはアニメに限った話じゃなくて、元々王様の耳はロバの耳の穴なんです。
普段あんなに酷く悪口言っていれば、いくら親しい人間でも嫌になります。そういった限度を超えた強烈な悪口を溜め込む穴が漏れてしまって聞こえてくる酷さがあります。他にも様々なものを参考にしています。売上げ的にはぱっとし無い、異世界食堂やナイツマはそれほど評判が悪く無いです。オーバーロードが私個人も客観的に見てもソードアートオンラインを除けばネット小説的な最高傑作だと見ています。リゼロは良い線いってますが、あれは文化が違うと思います。でもなろうのランキングはさほどでももないです。
ある程度は参考になりますが、私の言う宝石はアニメで結果の出たものだけです。んまーお兄様みたいにアニメにとことん向いてない作品もありますが、ラノベの発行部数に対しての案外なBDの売上げから、あれはやっぱ向いてないんだと思います。それでもあれだけ売れて無料視聴者にも評判が良いのはやっぱりアニメで結果が出たと見て良いと思います。
アニメとなろうじゃ違いすぎるって問題がありますが、なろうは対象とする読者が狭すぎるんですよ。それに対してゴミだと書いています。狭すぎる受け手じゃない中でなろう作品の大半はゴミです。これねだからなろうはだめだとなりません。1つの宝石を生み出すのに、1万のゴミが必要なんだって話です。それに対してとやかく言っても意味が無いです。
同様にじゃ全く価値が無いのか?読んでる読者は狂ってるのか?ここで、、それは癒しが良さになってるって話をしています。それが何故宝石を楽しむ人達に理解されないか?と言うとけもフレとなろうの差のロジックを書きました。
PPMって濃度の単位があるのですが、とんでもない薄い成分に使います。なろうの癒し成分はPPMで表されるようなごく微量な物で、けもフレやもっと濃いです。でそもそも癒しを楽しみにしない人にはどっちも面白くないって話です。ちなみに癒しは個人の結果であり、こう作れば癒されるってパターンじゃないです。けもフレはごちうさなどの亜種みたいなもので、なろうの癒しとは全く種類が違います。でもどっちも結果として癒し効果が良さになってると見ています。
私結構下までランキング見てるのですが、その評価で言うと、1000~10000PTぐらいまではわかりやすいのですが、それ以上となると良さの差がさっぱり分かりません。その原因が、とんでもなく薄い成分で決まってるからだと思っています。それは読者が感じ取れるというより、感じ取れてるのかもしれないけど、根本的には答えが永遠に分からない出鱈目に近くなってしまうと思っています。
毒と薬の関係に似てると思います。なろうの外で受ける作品は毒です。なろうの中の作品はその成分を極めて薄くした薬です。同じものだけど濃度で全く効果が違うと思っています。宝石たちの魅力は癒しじゃ無いです。全く成分が違うけもフレの方が結果だけ見ると似てると思っています。酒に例えるとわかりやすいと思います。薬効として酒を飲むのと、酒自体を毒でも良いからたっぷり楽しむ差です。漫画系の創作って大体頭の栄養って点で見るとろくなものじゃないですからね。