第6話 『二歳』
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転生してから二年経った。
精霊契約後、俺はスイメルによって水魔法を特訓しまくった。
スイメルによると筋はめちゃくちゃ良いらしい。
しかしスイメルが水魔法しか教えれないせいで俺は現在水魔法を研究するしかない。
そんな訳で俺は水魔法を研究しまくってた。
魔法には階級がある。
初級→中級→上級→超級→王級→帝級→覇級→神級
スイメルによると俺の水魔法は二歳児にして王級並の強さらしい。
二歳児でこれだから4歳ぐらいになったら神級までいくんじゃないか?
ちなみに俺は一歳児の時にはもう歩けるようになった。
これは多分魔族だからだろう。
というか俺はこれから自分の種族を他人に紹介する時何て言おう。
「龍人とハイエルフと吸血鬼と鬼人のハーフです!」って言うのかな?
長すぎるだろ!もうちょっとスマートに言いたい。
ドラゴンブラッドオーガエルフ…長すぎるしなんかダサいな!
…そういえば俺と一緒に転生した奴らはどうなってるんだろ?
ニュースには絶対になっているはずだ。
「奇跡の世代」なんて呼ばれたり…某バスケ漫画か!
ともかく絶対にニュースにはなっている。
スイメルに情報調達に行ってもらうか。
「スイメルー」
「何?」
ここ二年で言葉ももう流暢に喋れるようになった。
「情報調達お願い、凄い子供の情報とかを聞いてきてー」
「何で?二歳から既にライバルを潰しにかかるの?」
「違うよ、理由は言えないけど頼むよ美人のスイメル」
「わかったわかった行きますよ美人のスイメルが」
スイメルや両親には前世の事は話していない。
でもスイメルにはいつかは話そうと思っている。
「じゃあ行ってくるね」
スイメルは立派な人間に変身した。
ちなみに超美人だ。
黙っていれば絵になる。
胸は…。
「今失礼な事考えた?」
「か、考えてなんかないよ!」
「そう、行ってくるね!」
スイメルはドアから出て行った。
ちなみに今は両親は不在だ。
両親にはスイメルの事を打ち明けていない。
打ち明けたら色々と面倒くさそうだからだ。
…暇だ。
外に出ようかな。
俺にも近所の幼馴染とかいるのかな〜?
楽しみだ。
今の内から可愛い子には全員粉をかけておこう、ゲッヘッヘー。
…そうだ!
可愛い子と触れ合うという事で思い出したけどここには学校とかあるのかな!?
いや、学校じゃなくて学び舎とかかな。
いや、俺には家庭教師をつけるとか言ってたな…。
そこんところはどうなんだろ?
…暇だ!
魔法の練習でもするか…。
ちなみに俺の今の魔力量はあり得ない程高いらしい。
この歳で宮廷魔道士レベルの魔力量だとスイメルが言ってた。
…今思えば俺は魔法魔法ばっかりだな。
接近された時の為に剣術というか体を鍛えないといけないな。
よし!父さんに頼んで体作りをお願いしよう!
…明日から。