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第五話 初戦闘

 その兎っぽいのの見た目はこんな感じ。

 目が鋭く、毛は黒色、前歯は尖って普通の兎と比べるとかなり長いく、そしてでかい。おおよそ、大人が体育座りをした時の大きさと同じくらいか。

 これが、この世界のモンスターとか魔物とかそういう類のものなのかな?


 そう、考えていると兎みたいな奴はびっくりするような跳躍力で飛び跳ねた。

 ……………顔面でキャッチする羽目になった。



「いっってぇぇぇ!」



 思わず叫んじまったじゃねぇか。めちゃくちゃ痛い。

 俺は奴を顔面キャッチした衝撃で尻餅をついていてしまっていたから、すぐさま追撃されないよう立ち上がった。


 相手が追撃してこなかったから、このタイミングにHPを確認してみる(ステータスの確認は目を開けていてもできるらしい)

 なんと、HPが2も減っていた!まじかよ。今ので1/5も減るのかよ、やばいな。


 そんなこと考えてるうちに兎野郎はまた飛びかかろうとしている。クソがっ!

 俺をなめるなよ兎野郎!


 これでも、夏休みの間二日間も近所のおっちゃんに空手を教えて貰ったんだからな、ちゃんと戦えるんだぞ。

 そっちがヤル気ならやってやらぁ!


 俺は飛び跳ねてきた兎をかわし、奴が着地する寸前にサッカーボールのように蹴り飛ばした。



「……ぶぅぅ!? ぅ?ぅーーっ!!」



 うわ、怒ってるわ。

 だが俺も怒ってるんだぜ? 不意打ちなんかしやがって。



「ぶぅーーーー!!」



 奴はあまり頭が良くないのか、さっきの攻撃と同じ攻撃をしてきたので、俺もさっきのように蹴り飛ばす。



「ぶぅーぅーっ!」



 悔しいのか、不満を呟いてる気がする。

 また、攻撃をしてくるみたい。無論、同じ攻撃を。俺は蹴りとばした。

 ………その後同じようなことを3回も繰り返した。ワンパターンなんだね。

 兎野郎はかなり衰弱したようで、つい2分前ぐらいと比べると、動きがかなり鈍くなっていた。

 その隙に俺は全体重をかけ兎野郎の頭部を踏み潰すした。



「ヴェ……」



そう、兎野郎は唸ると、動かなくなった。



___________俺の勝ちだ。



 動物虐待した気分になるが、致し方ないだろう。襲ってきたの向こうだし。

 それはともかく、この世界に来てからの初戦闘、初勝利。やったぜ!


 ふと気づくと体の奥が温かさに包まれた感じがした。もしや、レベルが上がったのだろうか?


 ステータスを見てみると、確かに上がっていて、2レベルになっていた。

 というかステータスの記号の説明を設定できたんだな。



--------------------------------------------


-ステータス-


name:アリム


Level 2


EXP:30


HP :18/20 MP :20/20


A(攻撃力):10

C(器用度):10

D(防御力):10

W(魔法力):10

S(素早さ):10


STP:20



-スキル-



SK1)


[E(X):火術]Lv - [E(X):水術]Lv -

[E(X):風術]Lv - [E(X):土術]Lv -

[E(X):念術]Lv - [E(X):癒術]Lv -

[E(X):強化術]Lv - [E(X):弱化術]Lv -


SK2)


[剣技★]Lv - [体技★]Lv -

[槍技★]Lv - [弓技★]Lv -


SKP:20


称号: -

印: -


--------------------------------------------


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