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第三百十六話 叶と桜、すごく考えた (叶・桜)

「んふふー…叶、おはよう」

「ああ、おはよう。桜」



 カナタとサクラは起きたが、サクラはその抱いているカナタの身体を離そうとしないどころか、動物のように体や頭を擦り付けている。



「叶…彼女ってどう振る舞えばいいのかな?」

「今まで通りでいいんじゃない? この数日間…腕組んだり、添い寝みたいなことしたりしてたし。地球にいた頃は二人だけで出かける事も多かったでしょ?」

「確かにそうね。……じゃあこのままで…あ、朝ご飯作るから待っててね」



 そう言ってサクラはカナタから離れ、とてつもなく軽い足取りで台所へと向かった。

 カナタは今後について考える。



『(まさかこういう事になるなんてな…。まあいいや。いつかしようと考えてた事が昨日になっただけだよね、うん…。可愛い彼女ができて幸せだと言いたい! 俺はなんとか告白できたけど……好きだと伝えられずに、死んでしまうのは…どんなに辛いんだろう…な、兄ちゃん)』



 しばらくして朝ご飯ができ、サクラが食卓へ運んできた。チーズオムレツとスープとサラダとパンだ。

 カナタのチーズオムレツにはケチャップでハートマークが描かれている。



「叶、ごはん…! あ、あの…これ、余計かもしれないけど…」

「いやいや、ありがとう。ハートマーク…崩せないね」

「えへへ、一回やってみたかったんだよね」



 二人はそんな朝食を食べながら、今日の予定について話し合う。



「今日はステータスの管理をしよう。結構長くかかると思うけど。そのあと…どうする? どこか行く?」

「うーん…今日はね…いいや。外でなくて。どうせ明日、お城行くんだし、家の中でのんびりしたいかな。…遊ぼ?」

「わかった。じゃあそうしようか」



 朝食を食べ終えると、二人はすぐにステータスを開き、手に入れたスキルカード等も含めてステータスを考え始めた。

 カナタの方針はどうやら、作れるだけSSランクのスキルを作るつもりらしい。




________

_______

______




「ふぅ…ふはは! これぞ最強に近しい…! …だが、SSランクの魔核もSKPも残ってるが…今はこんなもんでいいだろう。……考え疲れた」

「叶のステータス見せて?」

「いいよ」



--------------------------------------------


-ステータス-


name:カナタ


Level:1 [16]


EXP:0


HP :113310/113310 (56100+1100)

MP :230910/230910 (112700+5500)


A(攻撃力):402505 (360700+11800)

C(器用度):115305 (108000+7300)

D(防御力):53305 (51100+2100)

W(魔法力):121705(110000+11700)

S(素早さ):707605 (704400+3200)


STP: 0



-スキル-


SK1)


[SS:闇鬼王の究極治癒術]Lv MAX

[SS:異次元潜槍究極連続召喚術]Lv MAX

[SS:闇鋼槍究極連続召喚術]Lv MAX

[SS:究極の宵闇神魔砲]Lv MAX

[SS:闇炎滅極術 スコッル ]Lv MAX

[SS:光雷勇神術 バルドル]Lv MAX

[SS:闇鋼狂乱法 ヴァーリ]Lv MAX

[SS:暗黒樹投槍術 ミスティルテイン]Lv MAX

[SS:冥闇化鬼神覇気]Lv MAX

[SS:異次元潜槍奥義演武]Lv MAX

[SS:冥府闇槍神奥義演武]Lv MAX

[SS:ブラックメテオ]Lv MAX

[SS:ディメンション・ヘル]Lv MAX

[SS:ネオ・ダークネス]Lv MAX

[A(X):光術・極]Lv MAX

[A(X):闇術・極]Lv MAX

[A(X):火術・極]Lv MAX

[A(X):水術・極]Lv MAX

[A(X):風術・極]Lv MAX

[A(X):土術・極]Lv MAX

[A(X):雷術・極]Lv MAX

[A(X):氷術・極]Lv MAX

[A(X):木術・極]Lv MAX

[A(X):岩術・極]Lv MAX

[A(X):砂術・極]Lv MAX

[A(X):鉄術・極]Lv MAX

[A(X):念術・極]Lv MAX

[A(X):幻術・極]Lv MAX

[A(X):癒術・極]Lv MAX

[A(X):強化術・極]Lv MAX

[A(X):弱化術・極]Lv MAX

[A(X):状異常術・極]Lv MAX

[A(X):解異常術・極]Lv MAX


SK2)


[槍神奥義★★★★★]Lv MAX

[剣神奥義★★★★★]Lv MAX

[弓神奥義★★★★★]Lv MAX

[体撃神奥義★★★★★]Lv MAX

[真・料理★★★]Lv MAX

[採取王★★★★]Lv MAX

[鑑定王★★★★]Lv MAX

[創作王★★★★]Lv MAX

[魔物の博皇★★★★]Lv MAX

[最大能力強化★★★★]Lv MAX

[大隠密★★★]Lv MAX

[大探知★★★]Lv MAX

[スパーシ・オペラティオン★★★★★]Lv MAX

[闇の鬼神★★★★★]Lv MAX


SKP: 1184300


称号: [「怒り」のダンジョン攻略者]

   [ノーレッジ][異世界からの招来者]

   [勝利者フィムブチュール][疾駆する者]

   [闇の支配者][神人][SSランク魔物討伐者]

   [モンスタージェノサイダー][亜種キラー]

   [SSランクスキル保持者][21の力][破壊者]

   [神速成長][壊滅王][頂点×16]


印:  [双子の思考記憶鴉の森]


--------------------------------------------

--------------------------------------------


-ステータス-


name:サクラ


Level:1 [16]


EXP:0


HP :223310/223310 (111100+1100)

MP :247010/247010(119300+8400)


A(攻撃力):328905 (322400+6500)

C(器用度):115005 (112500+2500)

D(防御力):108205 (106100+2100)

W(魔法力):385805 (371100+14700)

S(素早さ):361705 (360500+1200)


STP:0


-スキル-


SK1)


[SS:善神復活の光]Lv MAX

[SS:仁神治癒の理]Lv MAX

[SS:豊神回復術 フリッグ]Lv MAX

[SS:究極の樹木神魔砲]Lv MAX

[SS:究極の光明神魔砲]Lv MAX

[SS:輝光化護神覇気]Lv MAX

[SS:深森剣護神奥義演武]Lv MAX

[SS:ファイナルサポート]Lv MAX

[SS:イオース・オブ・ヘイム]Lv MAX

[A(X):光術・極]Lv MAX

[A(X):闇術・極]Lv MAX

[A(X):火術・極]Lv MAX

[A(X):水術・極]Lv MAX

[A(X):風術・極]Lv MAX

[A(X):土術・極]Lv MAX

[A(X):雷術・極]Lv MAX

[A(X):氷術・極]Lv MAX

[A(X):木術・極]Lv MAX

[A(X):岩術・極]Lv MAX

[A(X):砂術・極]Lv MAX

[A(X):鉄術・極]Lv MAX

[A(X):念術・極]Lv MAX

[A(X):幻術・極]Lv MAX

[A(X):癒術・極]Lv MAX

[A(X):強化術・極]Lv MAX

[A(X):弱化術・極]Lv MAX

[A(X):状異常術・極]Lv MAX

[A(X):解異常術・極]Lv MAX



SK2)


[剣神奥義★★★★★]Lv MAX

[槍神奥義★★★★★]Lv MAX

[弓神奥義★★★★★]Lv MAX

[体撃神奥義★★★★★]Lv MAX

[真・料理★★★]Lv MAX

[真・美術★★★]Lv MAX

[大隠密★★★]Lv MAX

[大探知★★★]Lv MAX

[大透視★★★★]Lv MAX

[採取王★★★★]Lv MAX

[鑑定王★★★★]Lv MAX

[創作王★★★★]Lv MAX

[魔物の博皇★★★★]Lv MAX

[最大能力強化★★★★]Lv MAX

[エブリングリーメ★★★★★]Lv MAX

[森の守護神★★★★★]Lv MAX

[光の英神★★★★★]Lv MAX


SKP:1248700


称号: [「怒り」のダンジョン攻略者]

   [ノーレッジ][異世界からの招来者]

   [豊穣神ヴァナディース][豊饒を司る者]

   [魅惑の美姫][神人][モンスタージェノサイダー]

   [光の支配者][森の守護精][SSランク魔物討伐者]

   [亜種キラー][神速成長][SSランクスキル保持者]

   [21の力][癒しの女神][補助女王][頂点×16]


印:  [双子の思考記憶鴉の森]


--------------------------------------------



「なに、叶…魔王にでもなるつもりなの?」

「ふっ…我は力をほとんど使わぬ……。ちょっと作りすぎちゃっただけで、実際に使うのは3~4個だね」

「そうよね…。使ったら大変そうなの沢山あるもんね」



 カナタが習得したスキルは闇に関するものがほとんどだった。やはり中二病なのだ。

 計14個のスキルのうち、6つがサブランク21のスキルである。

 さらに『闇の鬼神』については、SSランクのスキル3つ以上を合成した際、なんかできたらしい。

 その方法をとりあえず桜にも教え、桜も木と光で同じようなものを作ったのだ。


 なお、手に入れたSランクスキルのカードはほとんどSSランクのスキルを制作するのに使用し、SK2のスキルカードと一部のSランクスキルカードは使いきれていない。


 


「私は回復半分、攻撃半分って言われたから、叶のをいくつか参考にして、その通りに作ったけど…これで良かった?」

「うん。バッチリ!」

「えへへ、なら良かった」



 お互いのスキルの確認が一通り終わると、すでに昼食を食べるべき時間を少し過ぎていた。


 カナタは考え疲れたので休み、サクラは昼食を少し急いで作りあげ、食卓に並べた。

 そしてカナタとサクラはそれを食べる。



「おいしかったよ」

「えへ…ありがと。じゃあ、これから何して遊ぶ?」

「そうだね…それじゃあ_________」



 カナタが何をするかの提案をしようとしたその時だった。部屋の玄関のドアが丁寧に叩かれ、女の人の声がした。



「失礼致します。カナタ様、サクラ様、いらっしゃいますか?」



 その声を聞いたカナタとサクラは互いに顔を見合わせる。



「ここのスタッフさんだよね? なんだろうね?」

「さぁ…。とりあえず、俺が出るね」

「うん」



 カナタは玄関まで行き、その戸を開けた。

 


「どうかしました?」

「お二人にお客様がお見えになられていますよ。ショーさん…という方で、なんでも、『女の子のようなコォニ男子の親友』と言えばわかるとか…」



 カナタは驚いた。と、同時にすぐにそのスタッフに言葉を返す。



「ああ、はい! わかりました」

「お客様は現在、ロビーに居りますので」

「はい、わざわざありがとうございました」



 エルフのスタッフはカナタに一礼をすると、職場へと戻っていった。

 カナタは一度部屋の中に入りなおし、サクラにそのことを伝えた。



「翔さんだ…翔さんが来た!」

「えっ…!? 翔さん…!」

「うん、今、ここのロビーに居るらしい。早く行こう」

「うええ!? ふえふえ…」

「落ち着いて…。ほら、行こう」

「う…うん」



 二人はロビーへと向かった。

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