第十九話 止まらないレベル上げ
すっごく疲れたよ……。
俺はこの門の先のことはほっておいて、死骸の代わりに置いてある 牙 や 青い肉、小ドラゴンのドロップであろう羽っぽいものを拾いながら来た道を戻る。
……まだ夕方前だ。
大犬の皮を洗って干しておき、小ドラの肉を前のように石焼にして食べた。
…気づくと「料理★」というスキルを習得したことが知らされていた。今日はもう、ヒールで傷を癒して寝るかな? いや、少し考えごとしよう。
まだ眠くないし、眠くなるように…ね。
うーん…そういえば、あの髪長犬に苦戦するということは、あの門の先のボスはまだ倒せないということだよな……。
まだまだレベル上げないとね。
STP、SKPの割り振りは後にして、今はステータスだけ見よう。
--------------------------------------------
-ステータス-
name:アリム
Level : 33
EXP:17790
HP :420/420 (30)
MP :460/460 (35)
A(攻撃力):200 (20)
C(器用度):210 (30)
D(防御力):200(20)
W(魔法力):215 (35)
S(素早さ):210(30)
STP:160
-スキル-
SK1)
[D: 水の短剣召喚術]Lv 1
[D(X):雷術・改]Lv 2[D(X):火術・改]Lv 0
[D(X):水術・改]Lv 1[D(X):風術・改]Lv 0
[D(X):土術・改]Lv 0
[E:シャボン]Lv MAX
[E(X):念術]Lv - [E(X):癒術]Lv 2
[E(X):氷術]Lv - [E(X):石術]Lv -
[E(X):強化術]Lv - [E(X):弱化術]Lv -
SK2)
[剣技★]Lv 1[体技★]Lv -
[槍技★]Lv - [弓技★]Lv -
[解体★]Lv 2[革加工★]Lv 1
[料理★]Lv -
SKP:176
称号: -
印: -
--------------------------------------------
……あれ?HP多くない?
33Lvだから、330+STP30で、390のHPじゃなきゃいけないハズだよな? 3Lv分多いぞ。
MPはスキルのおまけで増えてるから不自然じゃないけど。
んん?もしや……?
俺は「ステータス」の"レベル"を詳しく見てみる。
【30Lvを超えているので、レベルが1つ上がるたびにHP・MP・STP・SKPが20、それ以外が10ずつUPします。】
おぉ!? 本当に! これはレベル上げがはかどる。
「………ふぁぁぁぁぁぁあ」
大きなあくびをしてしまった。程よく眠い。
おやすみっ。
_______
______________
_____________________
起きたぜ。おはよう。
今日もレベル上げだな。そういや、「料理★」を習得したんだったね。
2段階上げとこっと。SKPを10消費した。
むむっ、わかるぞ、わかる!
あの、ハートの葉っぱの木に成っている、白い蜜柑のような木の実。あれ、食べれるな!
毒だったら嫌だから、今まで無視してきたけど、直感が食べれると教えてくれる。
そして、その実を絞って肉にかければ程よい酸っぱさと甘さが広がるっ…そんな気がする。
前回、前々回同様に石焼ステーキを作る。
だが、それはいつもの子ドラ肉ステーキとは一味違う。
まずは焼き色、焼くタイミングがバッチリなのがわかる。
そして匂い。何故、料理スキルを上げただけでここまで違うのか。
そして………味っ。俺はゴクリと唾を飲んだ。
「…いただきますっ!」
その白い木の実を絞って果汁をかけたその味はっ……
「うっまあぁぁぁぁぁぁぁぁああいっっ!」
叫んでしまった。それほど美味い。
うまい、うまいぞぉぉぉぉぉぉっ!
…ふぅ。食べた食べた。
さて、Lv上げといこうか。今回はMPが460ある。
ダンジョンには14匹の薄緑色の魔核の魔物と、1匹の青色の魔核の魔物がいることがわかっている。
今回からはサンダーエミッションLv1でも薄緑色の方は一撃だろう。
そして、前回と同じように毛長犬は濡らしつつ電撃を浴びせて倒す。
前回はちゃんとダメージ的に当たったのがウォーターエミッション3.5発分、サンダーエミッションLv2を2発だった。
今度はウォーターエミッション2回とサンダーエミッションLv2を2回で十分だろう。
一周にかかる消費MPが、220。
二周いけるっ……!
じゃ、行ってきまーす
_____________________
______________
_______
ただいま。今回の結果。
経験値、22900を得て、合計40690となり
レベルが41になった。STP、SKPは降ってない。
のこり、STP400、SKP406あり、また、MPも700になった。
明日は3周できるね。
ちなみに、素材達は今回とても持ち運びにいい方法を思いついたから、きちんと全魔物から取れるところ全部取れてるよ。
まぁ、ただ単に解体して分けた部位は消えないってのを見つけたから、解体するだけして放置、帰りに拾って帰るって方法をしたまでのこと。
今日はもう休むけど、まだ昼前なんだよね。
だから、残りの時間は大犬の皮で袋を作るよ。
俺は家庭科の評価が10段階評価の8だったからね。フフン。袋ぐらいだったら作れるサ。
俺はそこそこの時間をかけ、大犬3匹分で2袋作った。
一方は魔核用に、もう一方はダンジョン探索中に素材を入れる用にした。
もう辺りは薄暗い。思ったより時間かかったなぁ。
今日は寝よう。おやすみっ!
#################################
ステータスです。
--------------------------------------------
-ステータス-
name:アリム
Level : 41
EXP:40690
HP : 660/660 (30)
MP : 700/700 (35)
A: 320 (20)
C: 330 (30)
D: 320(20)
W: 335 (35)
S: 330(30)
STP:400
-スキル-
SK1)
[D: 水の短剣召喚術]Lv 1
[D(X):雷術・改]Lv 2[D(X):火術・改]Lv 0
[D(X):水術・改]Lv 1[D(X):風術・改]Lv 0
[D(X):土術・改]Lv 0
[E:シャボン]Lv MAX
[E(X):念術]Lv - [E(X):癒術]Lv 2
[E(X):氷術]Lv - [E(X):石術]Lv -
[E(X):強化術]Lv - [E(X):弱化術]Lv -
SK2)
[剣技★]Lv 1[体技★]Lv -
[槍技★]Lv - [弓技★]Lv -
[解体★]Lv 2[革加工★]Lv 1
[料理★]Lv 2
SKP:406
称号: -
印: -
--------------------------------------------