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ラピスラズリ  作者: みーちゃん☆
7/7

『闇のラピスラズリ』

過去エピソード編です!もう最初っから瑠璃でいきます!

瑠璃が話し始めた


「......小学生の時、私はとんでもない不良だったわ、そう今ではもう考えられないように。最近の小学生は喧嘩をするために生まれてきたって言うぐらいね......

 嫉妬と憎悪持つ小学生達に囲まれてその時小学生だった私も喧嘩するようになったの。

自分でいうのもなんだけど私以外と頭良くって優等生だったのよ!


でもその時知ったの世界をおさめるには知識じゃなくて力って...ね

ま、それは間違った答えで今はそう思ってないケド

私は力を手にする為にむちゃくちゃな物をやったもんだわ

トレーニングして早さと力を身につけ二日に一回は勝負を挑みにいった


ーそう、全てのコロニーに

え?何?コロニーがなんだって?実羅知らないんだ....

コロニーって言うのは不良のグループ

最初にコロニーを創ったものがそのコロニーの『キング』になる


まめ知識だけど『キング』は女性を選んでその女性を『クイーン』に出来るのよ

まあキングになるって言っても弱かったら引退させられるし

そのキングは自分が一番強いと思う者を賄賂わいろなんか渡して自分のコロニーに入れる


私はどのコロニーにもはいらなかったわ

バカバカしいから

もちろん賄賂わいろはありがたくもらいましたけどねっ

だからコロニーなんて制度もバカバカしくて一つ、二つとコロニーを潰して行った

その頃は『コロニー荒らし』って言われてたの  くすっ


そしてコロニーを潰された不良達が次々と勝負を挑んできた

全て倒しちゃったケド

小六になる頃にはもうだれも歯向かってくる者はいなかった


ついたあだ名は『闇のラピスラズリ』

瑠璃は英語で『ラピスラズリ』と言う宝石

でも私の場合はそれが闇の宝石だった

ひどいあだ名だけどこのあだ名のおかげでだれも近づかなかったの



でも一人だけ私のゆったりとした空間にはいってきた

小六の二学期だった....かしら

私がいたのは東校

そしてその子は私と同じ女の子で西校から来た


彼女も私と同じぐらい強いって言われていた

本名は覚えてないけど

あだ名は『漆黒しっこく紅玉こうぎょく

黒髪の美女だったわ


彼女は強くて戦いは長引いた

そしてとうとう小六の3学期まで長引いた

小六の3学期最期のタイマンは激しかった


戦いは2時間もかかった

そして最後に私のキックを避けて

パンチをくらわそうとした『漆黒の紅玉』に.............

雷が落ちた


ぎりぎり体には落ちなかった

でもその衝撃で崖に居た私達は下に落ちて行ってしまった

私も滑りながらね


土砂に落ちた時私は好運な事にバッグを持っていたからバッグを身代わりにして頭を守った

でもバックを持っていなかった『漆黒の紅玉』は.....そのまま....

倒れてしまった....頭から血を流して


漆黒の紅玉は必死に私に何かを伝えようとしていた

そして私は彼女から硝子の真実を聞いたの

衝撃的だった


私はすぐさま救急車を呼んだーどうか助かってと思いながらー

彼女から真実をもっと聞きたかったの

そのまま救急車は彼女を連れて行ってしまったわ

それから消息が分からなくなったの


思えば私のせいで彼女は落ちてしまったのかも

死んでいないといいんだけど.....

もし死んでいたら私は殺人者だわ


....それから私は喧嘩をしなくなった

もうあんなのことにならないように

必死で身を隠した

もう分かっちゃうけどね.....」


実羅はまぶた一つ動かず一部始終を熱心に聞いていた


少し恐れたような顔で


「ね?私って怖いでしょ?」


瑠璃がいったそのとたんにチャイムが鳴った


キーンコーンカーンコーン


「行かなきゃ」


そうして実羅と瑠璃は教室に戻った






しかし瑠璃は知らなかった


だれかがこっそり今の瑠璃の話を一部始終、録音していたなんて





















すごく長くなった.....ちなみにまだ明かされていない真実もあるんですよー

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