02 ニャオタのリボン
【豆知識】
茸ヶ丘・・・「きのこがおか」。魔法の森のラッキリーが生えている丘。
莓沢・・・「いちごさわ」。魔法の森に年中、いちごが生えている場所。
魔法の森に、普通の人間は入れません。
ちなみに管理人のコバヤシは、普通の人間では、ありません。
朝、めがさめると一緒に住んでいる親友のムルムルとごはんをすませたギフト君。
「一緒にお散歩しに行こうよ」
「いいですね~、そうしましょう」
ヤドツムリのムルムルを連れて、広場に向かう途中。
みちばたで泣いているニャオタと、困っているニャーコを見つけました。
「どうしたの?」
「ニャオタが手首に巻いているリボンを、どこかでなくしたって泣いているの」
「大切なものなんだね」
「彼にとっては大切なものなんだと思う」
「一緒に探してあげるよ!」
やっと落ち着いてきたニャオタを連れて、リボン探しのはじまりです。
楽器キノコ道、苺沢、ブランコの周り、木の上・・・いくら探してもなーい!
「そうだ!茸ヶ丘にあるかもしれないわ!」
「行ってみよう!」
茸ヶ丘には、丘にいっぱいキノコがあって、その中からラッキリーを見つけました。
「食べると幸運になるキノコだよ、ニャオタ、食べてみる?あーん」
ぱくん、とニャオタはラッキリーを食べました。
すると少し離れたところで、ムルムルが声をあげました。
「角のレーダーでダウジングをしてみたんですが、これじゃないですか~?」
「ニャー!!」
ニャオタのリボンが見つかりました。
でもボロボロでドロドロです。
「どうしよう?新しいリボンをプレゼントするってもう一度言ってみるわ」
「うんっ」
「でも、今はリボンを持ってないんだった・・・」
「そうだ、お家にあるのをあげるよ」
ギフト君とムルムルはニャーコとニャオタを家にまねき、リボンをプレゼント。
ギフト君の提案で、ニャーコがニャオタの手首にリボンを巻いてあげました。
「気持ち、うれっしーのっ!!」
ニャオタが飛び上がって喜びました。
そんなニャオタを見てギフト君たちも嬉しくなって、皆でダンスをしましたとさ。