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詩歌集2

暁と黄昏



 夜が明けて明るくなっていく『暁』


 日が傾き薄暗くなっていく『黄昏』



 『暁』と『黄昏』



 空が同じように朱く染まる瞬間


 同じような朱だけど、全く違う朱



 暁に染まりはじめると、皆目を覚まし活動をはじめる


 黄昏に染まりはじめると、皆活動を止めて何処かへ帰る



 同じ切ない朱だけど


 全然違う



 暁に染まった後、世界に光が広がる


 黄昏に染まった後、世界に闇が広がる



 今日も空が暁色に染まり、世界が目覚める


 やがて空が黄昏色に染まり、世界が眠る


 

 『暁』と『黄昏』をわたしたちは


 行き来する─


 

人は眠り、そして目覚める生き物。


光だけの世界では、眩しすぎて疲れちゃうから。


夜(闇)が悪者のように思われがちだけど、光を受けすぎて疲れたから人は闇にいざなわれる。


光だけではきっと、生きていけないから。


暁と黄昏は、あわいの世界。


その時間が、なにかを教えてくれるだろう……

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― 新着の感想 ―
[良い点] いいですね~。好きです。 あとがきの「光を受けすぎて疲れたから〜」てところも、好きです。
[良い点] 確かに暁も黄昏も懐かしいような切なさを含んでいるように感じます。 目覚めと眠りの間に現れる世界は、幻想的でとても美しいものですね。
2023/12/22 23:31 退会済み
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