表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩・ポエム集

全てが泡に消えていく……

全てが生まれたその瞬間、それは一体いつだろう

昔々その昔、誰も知らない時なのか


例え世界がずっと昔に生まれていても、それが本当なのか僕にはわからない

だからきっと全てが生まれたのは、僕が生まれた瞬間なんだ

いいやそれも違う

本当に昨日はあったんだろうか 僕は昨日もいたのだろうか

だからきっと全てが生まれたのは、今この瞬間なんだね


過去は泡になって消えて

『今』という幻が目の前に流れてる


僕は何のためにいるんだろう

僕のこの身もいつか泡になって消えてしまうのに


全てが泡になっていく

あったはずの幸せも、苦しんだ日々の思い出も、全て全て泡の中

潰れて弾けて消えていく……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 形あるものは、何時かは消える。 本作で表現されている虚無感は、仏教の説く諸行無常にも通じる物がありますね。
[良い点] 日常の喧騒の中で不意に落ち入った虚無感の静寂、といった印象を受けました。
[一言]  この作品を読んで、何か懐かしい感じがしてたんですが、ずっと以前に読んだ「百億の昼と千億の夜」というSF小説を思い出しました。 世界の仕組みは謎ですね。 でも全てが既知であったのならば、人間…
2022/09/08 17:06 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ