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苦手な方はご注意ください。

異世界短編小説(コメディー)

詰んじゃってる?~断罪中に前世を思い出した乙女ゲームの悪役令嬢とヒロイン~

作者: 瑳帆

よろしくお願いします。

(ここは……この世界は……前世でやり込んでいた乙女ゲームの世界!? そして私は攻略対象のひとりで第一王子ランドルフの婚約者のグレイスだわ! 今は創立記念パーティーで断罪されている真っただ中? これってヤバくない!?)


(この状況を誰か説明して! 頭を打った途端前世の記憶が流れてきてそれまでの記憶が消えてしまった!? 私は誰? ここは何処? 隣のキラキラ男子は何故私を捕まえているの? 何故イケメン男子たちに周りを取り囲まれているのーー!?)


 二人の少女が心の中で叫んでいた。





「ここに上がって来い、グレイス!」


 遡ること数分前、とある学園の創立記念パーティーで、この国の第一王子ランドルフが婚約者のグレイスを壇上へと呼び出した。ランドルフの横には不安そうに立つ少女マリーナとマリーナを守るように取り囲む男子生徒が数名居る。溜息を吐いたグレイスは取り巻きたちを従えて静々と壇上へと上がった。


「グレイス・コーラル! 貴様との婚約を破棄する! そして貴様が起こした数々の犯罪行為を白日の下にさらす!」


 ビシッと指さした先には、扇で口元を隠すグレイスが目を細めランドルフを見返している。グレイスの後ろには、取り巻きたちが同様に扇で口元を隠しマリーナを睨みつけていた。


「犯罪行為? 何のことだかさっぱり……」

「白を切るつもりか!? 貴様が手下を使って起こしたマリーナ嬢に対する数々の悪行、知らないとは言わせはしないぞ!」

「悪行? このわたくしが? そこの下級貴族の女に?」


 グレイスにギロリと睨まれ生まれたての子猫のように震えているのは、栗色のふわりとした髪と空色の瞳を持つ男爵令嬢マリーナ。漆黒の髪と墨色の瞳の冷たい印象の侯爵令嬢グレイスとは真逆で暖かな陽だまりのような少女だ。


「学園主催の茶会でマリーナの紅茶に毒を盛った!」

「破落戸を金で雇いマリーナ嬢を傷物にしようとした」

「男爵家の馬車に細工をし事故を装い殺害しようとした!」


 マリーナを取り囲んでいた男子生徒、未来の第一王子の側近たちがグレイスの行ったであろう悪行を次々に並べていく。


「わたくしがやったと言う証拠はございますの?」

「何の証拠も出ない事が何よりの証拠だ! コーラル侯爵家の金と権力で跡形もなく握り潰したに違いない!」

「はあ~嘆かわしい……その女の虚言だと何故気付かないのですか」

「他人を思いやる聖女のような彼女が嘘など言う筈が無いだろう!」

「他人を思いやる聖女? 人様の婚約者をそそのかしている売女の間違いでは?」

「酷い……」

「グレイス! 彼女を愚弄する事はこの僕が許さない!」

「愚弄もなにも本当の事を言ったまで……いい加減目を覚ましてくださいませ、殿下?」


 顔を真っ赤にして激怒するランドルフ。それを正面から見据えニコリと笑うグレイス。壇上を見上げる生徒や教師が一触即発の雰囲気に固唾をのむ。


「グレイス様お願いします。犯した罪を認め、裁きを受けて罪を償ってください!」


 マリーナは一歩前に出て胸の前で手を組んだ。それを冷ややかな目で見下ろすグレイス。だが次の瞬間、眼を見開き叫んでいた。


「お前! その指輪はどうしたのよ!?」


 マリーナの左手の中指にはエメラルドの指輪がキラリと光っていた。


「えっ? これは……」


 今まで冷静だったグレイスの突然の激昂に怯えながらも視線をランドルフに向けるマリーナ。実はこの指輪、ランドルフからの贈り物だった。母親の形見の指輪を何者かに壊されたと泣いていたマリーナを不憫に思い同じような指輪を買ってあげたのだ。


「お前は指輪が壊されたと惨めに泣いていた筈……まさか、殿下から貰ったの?」


 悲しみと苛立ちを含んだ声がシンと静まり返った会場内に響いた。


「いや、それは……」


 若干焦りを見せるランドルフの言葉にそれが真実だと確信し、怒りを露わにしたグレイスがカツカツとマリーナに近付いた。


「このわたくしでさえ、まだ贈って貰っていないというのに!」

「ひぃ!」


 だが、あまりの怒りで冷静さを欠いたグレイスがドレスの裾を踏んづけて前のめりにこけるという失態を犯した。バランスを崩した身体は進行方向にいたマリーナに向かって倒れ込む。


 ゴツン!! 


 グレイスとマリーナの頭がぶつかり会場に鈍い音が響いた。そしてその場に倒れた二人は白目をむいて意識を手放していた。


「マリーナ!」

「グレイス様!」


 その場に居たランドルフと取り巻きたちが慌てて駆け寄り大声で名前を呼ぶと倒れた二人の意識が戻った。


「う~ん……」

「いったぁ……」


 二人は同時に目を開け痛む頭に手を当てた。一体何をしていたのだろうと思い出そうとした瞬間、何かが脳内に溢れ出たのだ。


((ええっ!? 何これ……!?))


 次々と脳裏を駆け巡るこの世界とは違う風景と文化。建物は高くそびえ建ち、乗り物は高速で走り空をも飛び、高度な教育と医療、そして娯楽に溢れていた世界。そう、それは前世の記憶だった。


((私は……地球と言う名の星の日本と言う国に居た……))


 グレイスの前世はまごう事なきオタク人間。ドップリと二次元にハマり生身の人間には一ミリも興味が無かった。その中でも乙女ゲームを好んでプレイしていた。沼にハマったオタクが皆そうであるように、前世のグレイスもまた推しの為だけに働いていたと言っても過言では無い。そして享年二十七歳、過労により階段から転げ落ち頭を強打して死亡。

 一方、マリーナの前世はバリバリのキャリアウーマン。日頃から妬みや嫉みと言った悪意を向けられていた。そんな中、癒しと言えるのがネット小説。中でも転生悪役令嬢物を好んで読んでいた。窮地に立たされた悪役令嬢の快進撃で日頃のストレスを解消していたのだ。そして享年二十七歳、仕事上のトラブルで逆上した同僚から鈍器で頭を殴られ死亡。


((私……転生してるーー!!))


 そして冒頭へと戻る。






(ゲームも終盤。この後我が家の従者が裏切ってグレイスの仕業だと証言するのよね。そしてグレイスは収監され終身刑を言い渡される。その前にここから脱出して他国に逃げなきゃ! だってグレイス……この私はさっき並びたてられた犯罪行為、全部やっちゃってるもん!!)


 グレイスは罪を認めた……心の中だけで。前世を思い出すのがもう少し早ければ犯罪に手を染める事は無かったのかもしれないが既に遅い。色々やらかしている。導き出した答えは逃亡の一択だけだ。


「殿下、婚約破棄は慎んでお受けいたします。わたくし頭を打って気分が悪くなりましたので失礼いたしますわ」


 グレイスの言葉に内心パニックになっているマリーナが反応した。


(婚約破棄ですって!? キラキラしい人間、豪奢な服やドレス、そして殿下!? まさかここって異世界なの? 私死んで異世界転生したの? そして目の前に悪役っぽい令嬢。しかも物凄く睨まれている。もしこれが転生悪役令嬢物の世界なら……私、ざまぁされちゃうの? これから断罪する為に囲まれて腕を掴まれているの?)


 マリーナは婚約破棄と聞いて前世で毎日のように読んでいた転生悪役令嬢物の小説が頭に過ぎった。


(この立ち位置は自分がヒロイン役だと物語っている。どっちだ? 自分は本来の物語のヒロイン役なのか? それとも悪役令嬢物のビッチな悪徳ヒロイン役なのか?)


「あの……すみませんが、今の状況を説明してはもらえませんか? 頭を打って記憶が曖昧と言うか……何も思い出せないんですけど」

「なにっ!? まさか……記憶喪失?」

「何ですって?」


 記憶喪失と言う言葉に帰ろうとしていたグレイスが食い付いた。


(記憶喪失ですって!? 神は私を見捨てなかった! よしっ! 全力で白を切りとおす! そして罪を擦り付ける)


 グレイスは前世の記憶を取り戻しても外道だった。


「マリーナ男爵令嬢……お前、全てを忘れたフリをして今までわたくしの所為にしていた自作自演の冤罪を無かったことにしようとしているのではなくて?」


(ええええ!!! そうなの!!? 自作自演とか……下手したら不敬罪やら国家転覆罪に問われるんじゃない?)


「私そんなことを……?」


 まんまとグレイスの策略に嵌るマリーナ。しかし、乙女ゲームの攻略対象は騙されたりはしない。


「騙されるな、マリーナ! この悪女はマリーナの記憶が無い事を逆手にとって罪を擦り付けているだけだ!」

「そうだぞマリーナ! 君は何も悪い事はしていない!」

「記憶を失くしても僕たちが守ってあげるから!」

「一緒に憎き悪をやっつけよう!」


(チッ! 品行方正な攻略対象め! 三次元のお前らなんて百害あって一利なし!)

(待って! 待って!! これって逆ハー状態じゃないの!? やっぱり私って悪徳ヒロインだったの~!?)


 グレイスは扇で隠した下唇を噛んだ。このままでは不利だ。さっさと逃げるべきだったと後悔した。一方、マリーナはキラキラ男子に取り囲まれた状況に恐怖していた。


(生前散々読んだネット小説に出てきた悪徳ヒロインは、何やら怪しげなアイテムや能力を使って周りの男たちを篭絡して逆ハーを狙うと相場が決まっていた。そしてその事を悪役令嬢に暴かれ窮地に陥るのよ! どうしよう……このままだと私、ざまぁされてしまう!)


 すっかり自分が悪徳ヒロインだと勘違いしたマリーナは何か回避策は無いのかと頭をフル回転した。だが、待った無しのグレイスの一撃が炸裂する。


「不貞を働いていた方々がわたくしを悪だと良く言えたものですね?」


(既に不貞働いてたーー!?)


「不貞など働いてはいない! 僕たちは健全なる関係だ!」

「ほーーう? 指輪を贈っているくせに?」

「うっ! ぐう……」

「違うなら違うと言ってくださいまし……殿下?」

「えっ? えっ? えっ? どう言う事ですか?」


 口籠るランドルフ、畳み掛けるグレイス、テンパるマリーナ。


「お前が嵌めている指輪は殿下から贈られたもの。この国で指輪を贈る行為は求婚と同意!」

「何ですって! あああ! 指輪が……滅茶苦茶高価そうな指輪が私の指に~!!」

「いやいやいや、そんなに高価な指輪ではないぞ」


 ランドルフの言葉を聞きキラリと目を光らせニヤリと口を歪めたグレイスが顎を突き出し腕を組んだ。


「ふっ……認めましたね、殿下?」

「ん? あああ!!!」


 大勢の目の前で堂々と指輪を贈った事を認めたランドルフ、もう言い逃れは出来ない。


「そもそも、グレイスお前がマリーナ嬢の形見の指輪を壊したから、そのお詫びで僕が代わりに買ってあげたんだよ!」

「何を仰っていますの? わたくしは彼女の指輪など壊しておりませんわ! 濡れ衣です」


 開き直るランドルフに勝利を確信したグレイスが追い打ちをかける。勿論、指輪を壊したのはグレイスの手下共だ。


(あああ! 自分で壊してドレスや宝石を強請るパターンだわ! 現世の私、何やっているのよ!)


 一方、マリーナはすっかり自分が悪役だと決めてしまっていた。しかし前世ではバリバリのキャリアウーマン、窮地から抜け出す術を見出していた。


「私は覚えておりませんが……おそらく殿下が無理矢理贈り付けて来たのだと思います(ここは一番偉い殿下に責任を取って貰いましょう)」


 マリーナはランドルフに丸投げした。


「「「ええええ!!!!」」」


 ざわつく会場内、呆然とするランドルフと側近たち、目を見開くグレイスと取り巻き。


(あらまあ! 殿下だけを悪者にしちゃったわ。記憶喪失で殿下の愛を忘れたヒロインはただの曲がった事が嫌いな優等生)


「それはどう言うことかしら、マリーナさん?」

「だって私って下級貴族なのでしょう? 流石に王族の方に、それも婚約者が居る方に指輪を強請る事は無いと思うのですよ」


 真実だった。マリーナは形見の指輪が壊されて泣いていただけで新しい指輪が欲しいとは一言も言ってはいない。可哀そうに思ったランドルフがほんのちょっとの下心を隠して贈ったのだ。


「まあ! 呆れましてよ、殿下! 嫌がる下級貴族を無理矢理手籠めにするつもりでしたの!?」

「ちっ、違う違う違う! そんな事これっぽっちも考えては……」


 これっぽちは考えていたランドルフが口籠る。それはそうだろう、高飛車で傲慢で冷酷な悪魔グレイスより、朗らかで明るく優しい天使マリーナが婚約者だと良いなと日頃から思っていたのだから!


「そうなのですね! この指輪、お返しいたします!」

「いやいやいや! 誤解だ、マリーナ!」

「まあ! 名前を呼び捨てにする関係なのですね?」

「学友同士でも呼び捨てにするだろうが!」

「呼び捨てにされても否とは言えませんから……ぐすん」

「おいおいおい! どっちの味方だ、マリーナ?」


 攻撃の手を緩めないグレイス、それに乗っかるマリーナ、途方に暮れるランドルフ……側近たちも傍観を決め込んでいた。


 そして混沌たる壇上に凛とした声が投げかけられた。



「もうお止めください! グレイスお嬢様!」



 一同が声のした方に顔を向けた。そこにはグレイスの従者が紙の束を抱えて立っていた。


(やっばー! もたもたしている間に私の犯罪の証拠を持った従者が来てしまったじゃないのよ~!)

(今度は誰? 何なのあの紙の束! まさか……私の自作自演の冤罪の証拠が書かれているやつなの!?)


「お前はグレイスの従者。その紙の束……もしかして数々の悪行の証拠を持って来てくれたのか?」 


 ランドルフの言葉にコクリと頷く従者。


(万事休す!)

(断罪決定!)


 ゴクンと二人の喉が鳴る。シンと静まり返る会場内。己の主を見上げた従者が声を張り上げた。 


「お嬢様! こんな浮気野郎にもう関わらないでください! 僕がずっと傍に居て差し上げますから!」


「えっ?」

「ん?」

「おいーー!」


「浮気野郎の不貞の証拠を捏造してきました! これを国王に提出して婚約破棄いたしましょう」

(((捏造って言っちゃったよ……)))

「お前、いま捏造って言ったよな? 後、浮気野郎って呼ぶな! 不敬だ!」

「指輪の購入記録は本物だい!」

「うぐっ!」

「良くやったわ。お前、名前は?」

「名前を呼ばれるなど恐れ多い。下僕とお呼び下さいご主人様!」


 実はこの従者もまた転生者だった。男でありながら乙女ゲームを日夜プレイし、悪役令嬢だけに心酔すると言う特殊な癖を持っていた。転生先が乙女ゲームの世界と気付き急いで侯爵家に入り込みグレイスの従者になった。グレイスが起こした数々の犯罪はこの従者が証拠隠滅を図ったのだ。ちなみにゲームでグレイスを告発する従者は、この従者の策に嵌り数年前にクビになっていた。


「殿下、この証拠を国王に見られたくなかったら……わたくしと穏便に婚約解消してくださいませ」


「何て卑劣な!」

「罪を揉み消すつもりだな!」

「殿下! 言う事を聞いてはなりません!」


 今まで傍観していた側近たちが騒ぎ始めた。我々は正義だ! 悪に屈する事は無い! と叫んでいる。


「君たちの不貞の証拠も揃えてあるよ」


「「「殿下、穏便に婚約解消を!」」」


 舌の根も乾かぬ内の手のひら返し!


「くっ……たった一度の過ちで何たる屈辱………………ん? 婚約解消?」

「ええ。浮気する人とは結婚出来ませんわ」

「良いのか?」

「こっそり慰謝料は払ってもらいますけど」

「やったー! これでマリーナと婚約できる」

「えっ? 嫌ですけど? はい指輪、お返しします」

「えええ?」


 ポンとランドルフの手の平に指輪が乗せられる。今のマリーナにとっては窮地に陥れる呪われた指輪なのだ。


「あれだけ喜んでいたのに~! 早く記憶戻って~!」


 会場内にランドルフの悲痛な叫びがこだました。





 こうしてランドルフとグレイスの婚約は無事解消され、前世を思い出した二人は学園卒業後それぞれの道へと進んで行った。


 グレイスは従者を連れ見目麗しい勇者や英雄の肖像画を買い求める旅へ…………。


 マリーナは前世の知識で富を得、大手出版社を買い取り編集長となった…………。


 その後、ひょんなことからお互いが転生者だと気付いた二人が『世界のイケメン肖像画集』なる書物を出して一儲けしたのは、また別の話。




「おいこらグレイスにマリーナ! この肖像画集に何故この国の王子の僕が載っていないのだ!」


「「…………そういうとこかな?」」




 完


読んで頂きありがとうございます。


評価お願いします。


ブクマ、評価、いいね、ありがとうございました。

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[良い点] 初めましてm(_ _)m なんだかんだで八方丸くおさめてしまったあたりは作者様の技量の凄さですね。 変わり身の早さに、忠誠心がないのか、保身の権化なのか、それとも単に王太子のカリスマ性…
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